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2012/05/28

◆28日の米国市場は休場。週末には市場の関心が高い雇用統計の発表が控えている。あと4日残すNYダウの取引時間で5月の月足が様変わりに好転する?前週末現在の5月の月足は774ドルの長大陰線足となっており、4月、3月、2月の陽線を包んでしまっている。ギリシャのユーロ離脱懸念、債務額がギリシャの比ではないスペインの債務・金融機関懸念の拡大・・に、欧州、中国経済の後退懸念。米国経済は好調指標の発表が続くものの、片足飛行ではいささか心細い。結果、5月の長大陰線足・・。日本は蚊帳の外?ながら、金融・資本市場は地続き。為替・株式相場はおおいにぶれる・・。

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◆この日夕方、欧州から、6月17日に実施されるギリシャの再選挙の世論調査で、「劣勢にあった支援合意、緊縮財政を推進する新民主主義党(ND)が巻き返し支持を伸ばした首位になった」と伝わったが、この後の海外市場でユーロが反発に転じるのか、力不足で売り直されるか、そして、欧米株式がどう反応するか。そして、NYダウが5月月足を先行き希望の持てるほどに4日間で切り返すことが出来るかどうかが注目される?もっとも、前科の選挙では新政権誕生をみなかったギリシャが再選挙で新政権を樹立できるかどうかは不明。ギリシャがユーロを離脱した結果、同国債焦げ付き、企業倒産、欧州金融機関への飛び火・・、米国、アジアへの波及・・という悪夢は御免だが、羅針盤はやはりNYダウであろう?

◆日経平均は前週末比12円高の8593円と小幅に3日続伸した。もっとも、指数採用銘柄225のうち値上がり銘柄数68に対し値下がり数は138と倍超で6割が下げた。が、ファナック(6954)、ファストリ(9983)の2銘柄で25.6円上げており、先物主導の相場に過ぎなかった?のか、明日につながる?のか・・。

◆基本は内需関連からという姿勢は継続。24日号で「三角保ち合いが次第に煮詰まっており、上放れたと判断できる時はそう遠くない?」としたメイテック(9744)は18日安値後6日続伸し、4月下旬の下げ初めの肩の水準に戻してきた。1700円台前半の上値ネックラインを控えたここから2年越しの三角保ち合い上放れなるかなお、ウォッチングを継続したい。●讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」を展開するトリドール(3397)が1112円まで付け昨秋に株式分割落ちした後の高値を更新した。日経新聞が「丸亀製麺」を香港・マカオに進出したことが手掛かりとなったが、国内での既存店売上高がプラスに転じたことに注目すべきであろう。マスコミに紹介されて月次の既存店売上高が大きく伸びた後の反動減の時代が終了し、巡航速度となり月次がプラスに転じたこと。すなわち、収益拡大に転じたことが主因となったことを評価したい。●マクドナルド(2702)は5月18日安値2206円を大きく割り込むことことなく、あるいは、2100円台央以下に落ち込まないで上値を試す動きに入っていくことが出来るかどうかを注目したい。●大塚HD(4578)は26日付け日経新聞が「製薬大手で一人勝ち」と同社の収益力が目立っていると報道も反落で終了した。5月11日に決算発表も出尽くし感から軟化した後、16日に一気高したその反動安が続いている?抗精神病薬が主力というのも面白いPER12倍台の銘柄だ。国連の結核撲滅に向けた各種シーンに同社が絡んでいることも注目されてよい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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