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2005/12/26

◆平均株価が2000年10月4日以来の終値1万6000円台回復。セブン&アイ・ホールディングス(3382)による西武百貨店・そごうのミレニアムリテイリングの買収で、<M&A時代入り>を改めて実感した日であった。ただし、海外勢は決算もほぼ終りクリスマス休暇中。どうやら、国内勢での掉尾(「とうび」、正確には「ちょうび」)の一振ともいうべき「年末年始高」目指し一気に上昇ピッチを加速中である。従来の経験測が通用しない「小泉気分次第の改革」相場?だけに、このまま都合よく正月も走り、その後も走り続けるか。そして、サクラ開花より先に1万7000円達成か?そんなに簡単にいけばよいが、さて・・。

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◆本日ストップ高に買われたセブン&アイ・ホールディングスによるミレニアムリテイリングの買収は、百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、家電量販店などなど小売り、外食産業も含めた各<ビジネスモデル>の行き止まり、終焉の象徴であろう。兜町周辺もそうだが日本全国いたるところ「街並み、景観をぶち壊す」コンビニだらけ。しかも、始末が悪いことに、ほとんどの既存店が前年同月比マイナス幅をじわじわ拡大し続けているのだ。これって、コンビニ商法の行き詰まりのはずだ。つまり、セブンとイトーヨカ堂が統合しても、合理化、効率化効果が期待できるだけで、言われているような、規模の拡大に伴う予想以上の企業成長は期待薄に終るのではないか。<インドは人口10億人超といわれ、そのうち25歳以下が半分を占める!>が、既に、今年から人口減少時代入りした<外国人嫌い>の日本の「デフレ脱却後」に残された成長の時代は限定的か。その意味で新年も話題を集めるのは、<ビジネスモデルが行き詰まった>小売り・外食など消費関連企業の統合・再編劇であろう。時価総額を基準とした、M&A時代は下克上の時代。ノンバンクセクターの見直しをしたい。

◆三井鉱(3315)が、8カ月の300円台前半を中心としたもみあう展開から抜け出しつつある。先週には産業再生機構が保有していた3058万株(発行済み株式数の13.32%)を野村証券に全株売却した。同社株取得目指す内外企業はいくつかある上、05年3月期に経常黒字転換し今期は減益も100億円超を計上し、来期は100億円超で増益見通しだ。08年3月期にも復配が話題となろう。そして、全国に2000坪の土地を所有する含み資産株の範疇にある。きょう8月高値に顔合わせしたが、目先400円相場入りが期待される。含み関連といえば、◎片倉(3001)は依然、高値圏で頑強。知らぬ間に3000円台相場入りか。また、◎東急(9005)も最終的には93年来の4ケタ相場が期待できそうだ。◎あすは市場体温計みずほFG(8411)の新値更新、初の100万円乗せがみられそうだが、いかがか!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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