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2007/03/23

◆日経平均週足は、前週の陰線をつつむ格好の陽線となった。(安値が前週のほうが低かったため)前週の値幅を完全につつんだわけではないが「つつみ足」に似た格好で、「来週も上値を試す動き」となると示唆した。<ちなみに、前回、完全に前の週の値幅をつつんだ、「つつみ足」が出たのは、昨年12月1日の週。つまり、11月安値をつけ、2月下旬にかけての上昇相場を開始した週であり、「つつみ足」が示唆する通りの結果となった!>。(なお、逆に前週の陽線をつつむ陰線を描くのも「つつみ足」だが、この場合は投資判断「売り」を示唆する。前回、この形となったのは3月2日の週であり、翌週は3月5日安値1万6532円まで大きく突っ込んだ)。

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◆ただ、主力大型株でが、新日鉄(5401)は17円高まであって、3円安の863円となった。また、三菱重(7011)は、11円高まであり、20日の97年9月以来の高値739円にあと3円と迫ったものの、3円高の728円にとどまった。前日、899円まで買われた日立(6501)は2円高まであったが、結局8円安の871円で終った。いずれも、やや上値が重くなっていることを示唆したとみるが、さてどうしたものか。

◆前日の公示地価発表で明暗を分けたのは、銀行株と不動産株。前者は続伸し、後者はTOPIX業種別指数33のうち値下がり率1位となった。前日の発表で、2月相場まで全般をリードしてきた不動産株は、好材料出尽くし感が広がった。一方、本欄が長期強気を継続している大手銀行株は、今週まで昨年来安値を更新し続けたことからリバウンド狙いの買いが入りやすくなっていたうえ、「地価上昇、デフレ脱却、金利上昇」の連想も働き、3連騰となった。3月最終週となる来週続伸し、ここまで下支えしてきた24カ月移動平均線に対するプラスかい離を継続できるかが問われることになる。■大手銀行株のなかで昨年4月高値からきれいに<三段下げ>したのは三菱UFJFG(8306)だ。ここからの戻り相場には、上値関門がずいぶん多い。しかし、上値トライの動きが続くとみており、ここからの相場に改めて注目したい。

◆材料株では、19日号で紹介の神鋼環境ソリュ(6299・大2)は翌20日の業績減額修正発表を受け続落。週足が「上ひげの長い陰線」となり、ここから3〜4週間下値を試す動きとなりそうだが、08年3月期を眺望して、基本は「突っ込み買い」としたい。■原発関連人気で日製鋼(5631)の新値追いが続いているが、●1100円台後半からの上放れに挑戦中の東芝機(6104)も原発関連向け大型工作機械に期待。まず、打診買いをし、1200円カイとなれば、追撃買いしたい。■三菱系の日本化成(4007)は、2月高値292円から急反落した後、下値固めをしているが、今期16年ぶり復配予定を発表した。基本「強気」を継続する。■東急(9005)は950円を挟んだ高値往来相場が続くが、1000円達成後のモミ合いシーンとみて、基本「強気」で臨みたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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