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2006/04/03

◆4月新年度第1日の相場は、朝寄り前に発表された3月調査の日銀「短観」で、注目の大企業製造業業況判断指数(DI)が市場予想を前回比で下回ったものの、先行き改善見通しが示されたことを重要視した買いが先行。平均株価は朝の寄りつきから午後2時前ころにかけほぼ一本調子の上げとなった。その後は売り買いが交錯したが、大幅高で一気に1万7387円まで駆け上がった。■本欄は昨年12月1日付けで、<03年4月のバブル後最安値7607円から、長期上昇第1波動の天井となった04年4月26日の高値1万2163円まで、ほぼ1年間で60%上昇した。05年5月17日の1万825円を4月21日安値に対する2番底とした、上昇第2波動に当てはめると平均株価は06年4〜5月天井で1万7300円台、となる。単に前回水準の相場を当てはめただけだが、数字の遊びに終るのか、「今年11月末までに1万4000円台乗せ」が当たったように実現するか見てみたい>としたが、きょう4月に入った最初の日で実現した!?

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◆年度替りで買いを入れやすくなっていた国内機関投資家と値動きの良さが回復してきたことで買いを積極化させてきた個人投資家などの買いが先行した。日銀「短観」発表を機に買いがどっと入るパターンは多いが、ここまで細っていた売買代金は3兆789億円と久々に3兆円台を回復し実質2月14日以来の高水準となった。日銀「短観」で注目していたもうひとつの指標、<中小企業のDIは製造業で前回並み、次回予想は製造業、非製造業とも改善見通し>となった。為替が1ドル118円台と円安に振れたこともあり、松下、ファナックなど電機・ハイテク株が値を飛ばし平均株価を引き上げ、トヨタ自(7203)、デンソー(6902)が値を飛ばしいずれも上場来高値を更新した。TOPIXはみずほFG(8411)が上場来高値を更新し100万円が目前となるなど大手銀行や地銀の中から高値更新あるいは急騰銘柄が相次いだ。

◆がっかりは、本欄で注目していたショッピングセンターのダイヤシティー(8853)がイオンによって子会社化され、イオンモールとの統合を目指すと発表されたこと。5740円の上場来高値をつけたのはいいが、独自ノウハウで存在感を表していた企業が市場から退場するのは残念というしかない。

◆本欄中長期推奨株の半導体設計システムに強みを持つ半導体関連商社のイノテック(9880・ジャス)をここから強気で攻めたい。きょうは3月14日以来の出来高20万株強で9日ぶりに1200円台を回復した!業績面はこれまで指摘してきたとおり先行き順調見通しにある。チャートもまた下値切り上げパターンが続いている。12月の急騰劇から26週線を下支えとした3カ月の調整が完了した。三角保ち合い上放れの時は近いとみてよい。◎一方、「長期強気」としている老舗でトヨタ自や新日鉄株など大量に保有している有価証券の含み益も魅力の鉄鋼・機械商社岡谷鋼機(7485・名)は、2月高値の調整局面が続いており、きょうも反落と元気がない。とはいえ、ファンダメンタルズは良い、加えて26週線が下支えしていることから、下値は限定的とみており、引き続き強気で拾いたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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