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2010/07/27

◆日経平均は前日比6円安の9496円と3日ぶりに小反落したが、TOPIXは0.24ポイント高の846.12とわずかながら3日続伸した。26日の欧州株は5日続伸し、NYダウは3日続伸した。欧州の銀行に対するストレステスト(健全性審査)は甘くはあったがとにかく終ったと安心感が広がった。また、米国でも6月の新築住宅販売が下方修正された5月比で24%増となり、アナリスト予想を上回った。加えて、小荷物運送2位企業が通期業績予想を増額修正したことを受け米景気回復の持続が期待できるとした買いが優勢となった。しかし、中国など東アジア市場は下落、東京市場では、円がユーロに対し円安で推移、対ドルではもみ合ったものの、円高警戒感は強く、終日、様子見気分の強い展開となり、収穫の乏しい相場となった。■1部市場の出来高は、前日比4.6億株増の17.4億株と3日ぶりに増加した。しかし、増加分の4分の3はみずほFG(8411)と三菱UFJFG(8306)の2銘柄の増加分だ。日経平均の上下幅は54円と前日の68円からさらに縮小、一段と様子見気分が強くなっていることがうかがえる。

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◆列島の猛暑が続いている。が、猛暑関連株を買う動きはほとんど見られない。なかで、ダイキン(6367)が3日続伸。一時115円高の3235円と上げ幅を拡大。ほぼ3カ月ぶりに75日移動平均線を上抜いた。14日の直近戻り高値を突破したことで、3318円にある中期相場を占う26週線や3331円にある200日線突破へとなれば、下落基調から反転する期待感が高まるかもしれない。とはいえ、4月高値4020円を突破できなければ、新たな相場は始まりそうにない。外資系証券では、「百年に一回の猛暑」で、「今年は日本国内にとどまらないで、特に中国・アジア地域の猛暑が厳しいことから、同地域に収益基盤を有する」ダイキンやアサヒビール(2502)は猛暑の恩恵を受ける可能性が強いと紹介している。しかし、猛暑が続いている間に、1000円高して上昇基調入りが確認できる?まずはウォッチングしよう。

◆前号でちらっと記したテラ(2191)が大幅続伸し4ケタ台に乗った。同社はがんワクチン療法の一つである「樹状細胞ワクチン療法」の研究開発及び「アイマックスがん治療」の普及を進めている。26日に4カ月ぶり安値に突っ込んだ後、一気に上げに転じた。バイオベンチャーの多くは開発先行型で赤字決算企業が多い。同社は05年6月に治療支援サービス事業を開始し、樹状細胞ワクチン療法の総合支援サービスで実績トップ。国立大学法人など全国で17カ所の医療機関と契約し、技術・ノウハウを提供している。07年12月期に単独営業損益、経常損益とも黒字転換しており、その後、収益拡大が急となっている。今10年12月期経常利益は前期比53%増の3億円を予想。前期に1株1円の配当を開始、今期は1.5円に増配予定。知友アナリストは来11年12月期単独経常利益予想を今期予想比85%増の5.57億円としている。株式新規上場は09年3月で初値は300円。同年7月に2195円の上場来高値を付けた。その後、上値が切り下がる展開が続いたが、今年5月に年初来高値を記録した後、26日安値863円まで見た後、切り返してきたところだ。6月21日売買分から貸借銘柄に選定されており、ウォッチングを続けたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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