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2011/02/16

◆日経平均は前日比61円高の1万808円と3日続伸、TOPIXもまた8連騰、ともに2010年4月30日以来9カ月半ぶりの高値水準で終った。1月13日に1万620円をつけた日経平均だが、1月31日には1万182円まで下落したが、昨年よりも下げ幅と調整日数は小さくすみ、その分早めに1月高値を上回っての推移となっている。1部市場全銘柄では値下り銘柄数が上回ったが、日経225指数採用銘柄では6割が上昇と、海外勢の先物主導の相場となっているもよう。■15日の米国市場では、1月小売売上高が想定ほどは伸びなかったことや原油先物価格が昨年11月末水準まで下落したことから、NYダウが続落しS&P500種指数は反落した。その解説記事に、「発表された企業決算の7割超がアナリスト予想を上回ったが、その分強気の買いが続いた結果、S&P500種の営業利益実績ベースPERは15.9倍と昨年6月以来の高水準になっている」とある。自力走行に至らない東京株式市場には気になるところ。ただ、きょうも出来高は前日比5億7706万株増の26億819万株と大幅に増加、SQ算出日だった1月21日の出来高に迫った。売買代金は2479億円増の1兆8357億円と3日ぶりに増加した。市場の買いエネルギーが続くかどうかは、あなた任せ、海外任せ・・?

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◆この日昨年来高値を更新したなかに、先に紹介したシロキ(7243)があった。アイシン(7259)が東急(9005)から同社株式を取得し、トヨタ(7203)も買い増したことで、資本と経営がトヨタ系に移転し経営の効率化、収益拡大につながると期待されたもの。好人気が続いた自動車関連株中の出遅れ銘柄であり、一段の見直し買いにつながるとみてよさそうだ。とはいえ、打診買いはともかく、様子をうかがいつつ調整場面を待ちたい。今3月期連結経常利益は連続急回復見通しにある。09年安値140円は1970年代の自動車株不人気時代以来の水準だ。この出発もまた意味がありそうだ。

◆当欄の本年基本銘柄のひとつである介護付き有料老人ホーム運営のメッセージ(2400)は、10日に05年の株式分割落ち後最高値25.4万円を付けた後、きょう一時24万円まで下げた。しかし、その後急速に切り返し、24.68万円引けとなった。昨年後半の調整場面では26週移動平均線や52週線にがっちり守られ、現在は6週線、13週線沿いの上昇基調が続いている。さらなる上値を期待し、押し目は強気の買いで臨みたい。ポイントはこれまでも記してきたCアミーユ事業(賃貸住宅と訪問介護を組み合わせた、従来のアミーユ事業と同様に入居時の一時金無料で、年金ですべて支払うことが出来る、高齢者専用賃貸住宅)。入居率が改善し、10年10−12月期に初めて営業黒字に転換した。来期は高専賃に国策面から支援の追い風が吹く見通しにあり、Cアミーユ事業の急拡大が期待される。08年10月の上場来安値5.9万円を大底に、業績好転を背景に中長期上昇相場が続くとの見方は今もかわらない。

◆事業改革が進展しているマクドナルド(2702)の日々の動きに注目している。1月21日安値1930円を割り込まず、52週線攻防戦で勝てるとみている。したがって、今現在のもたつき場面であせって買う必要はない。下値がジワジワと切り上がり始めてから買いたいものだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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