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2006/09/11

◆日経平均が2週間ぶり安値となった。TOPIXは1カ月ぶりに1600ポイントを割り込んで終った。33の業種別指数はすべて下げた。寄り後に1610ポイント水準まで下げた後は、午後2時の「7月の機械統計」発表前まで、1610を挟み小動きで終始していた。まさに嵐の前の静けさだった。そして、発表された先行指標である「船舶・電力を除く民需」は市場予想を大きく下回る、前月比マイナス16.7%。現在の調査形式になった1986年4月以降最大の落ち込みとなった。ブレの大きな単月の数値で即断するのはいかがかと思うが、日米とも直近発表の景気関連指標は鈍化傾向を示唆するものが増えている。また、7月14日の二番底1473から9月4日の1655まで11%の上昇をみただけに、利益確定売りが上値を抑える格好となっている。

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◆市場体温計の新日鉄(5401)は5円高の511円まで買われたものの、大引けは8円安の498円と5日ぶりに500円を割り込んだ。もうひとつの市場体温計のみずほFG(8411)は7月につけた101万円が4月高値に対する二番天井となった格好。8月17日には98万円までの戻りで終わった。7日から200日線を少しだが割り込み始めた。週足ベースではいささかも問題はないものの、短期的な流れが変った感もある。相場が調整期にあることは、値上がり率ランキングを見ればよくわかる。1位、兼松日産(7961)、2位東都水産(8038)、4位がルック(8029)。7位大同工(6373)、10位明和産(8103)・・などとなっている。1位、4位は兜町では名の知れた仕手グループの総帥が手がけた代表的なバイテン銘柄(値上がり率10倍以上)だ。値動きの良さが最大の材料といいつつ目先狙いの個人投資家は突っ込んでいく。

◆その分銘柄探しのリスクが高まっている。なかで、前週某サイト注目株とした日電波(6779)はきょうも180円高し値上がり率11位となった。うれしいことである。さて、きょうの夕方発信(原稿作成は日曜日)したのは値上がり率12位となったドワンゴ(3715)。マルハ本社(1334)だ。●マルハはこれまで日水(1332)推奨時に本欄が指摘していたと同じ理由から注目したもの。前日、NHKでマグロなど「欧米諸国の間に安全と健康の問題から人気になっている魚に人気が集まり、魚介類の獲得競争が起こっている」ことが放映された。同社は欧州、北米、アジア・オセアニアの三極体制強化の新中期経営計画を前期より07年度まで推進中だ。また、マグロでは04年1月に三重県に養殖会社を設立。国内でクロマグロの稚魚の安定確保と生産体制を確立。今後は、地中海、オーストラリアなどで展開する海外養殖マグロ事業も拡大し需要増に対応する。足元連結業績は順調だ。信用取り組みは売りが超過している。●ドワンゴは携帯電話向け着信メロディやゲームなどのコンテンツを開発・提供するが、エイベックス(7860)との資本・業務提携に続き、8月下旬には携帯向け無料ホームペイジ運営の「魔法のiらんど」と資本・業務提携すると発表。携帯電話向け小説の公式サイトやコミュニティサイトなどを共同運営する。9月に入り、携帯サイトで日記公開、タレントとのチャットが可能なサービスを開始したが、これは、今話題のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)の機能を利用したものだ。大幅高を期待する!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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