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2009/07/22

◆日経平均は71円高の9723円と6日続伸し。前日までの5日間で日経平均は601円、6.6%上昇しており、利益確定売りが出やすくなっていた。が、21日の米国市場で、NYダウが2008年4月以来1年3カ月ぶりに7連騰したことを背景に、後半、先物主導で押し目買い人気が広がった。6日続伸は6月3日にかけて以来のこと。■40日という長期総選挙に空白感、不安感が広がるなか、東京市場の頼りは、ただ、世界経済の機関車米国号とエンジン中国号の快調前進以外にないといった感じ。日本丸はカジを失ったまま漂流が続く?結果、出来高、売買代金などボリューム面は低調なまま、戻りを試す。親亀がこけたら、小亀は・・?

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◆前日に急人気となった高速鉄道インフラ整備関連株だが、きょうも日信号(6741)が100円高の907円ストップ高を付け、終値904円と大幅続伸。野村証券が21日付けで鉄道関連の強気リポートを作成したことがきっかけだった。当欄でも紹介してきたように、オバマ米大統領が低炭素化社会を目指し、同時に雇用拡大を狙って高速鉄道インフラ整備に力を入れている。中国、インドなどアジアでも同様に高速鉄道インフラ整備が急拡大する方向にあるなか、日本が誇る鉄道建設技術は業績拡大のチャンスをむかえている。■野村では日信号の投資判断を新規に「1」(強気)、目標株価1000円でカバレッジを開始。また、ナブテスコ(6268)については、新規に判断「1」、目標株価1200円でカバーを開始し、個人投資家などの買いが広がった。ただ、いたずらにあわてても仕方ない。当欄でいう井関(6310)、クボタ(6326)など農業関連株と同様に先は長い。あわてず、突っ込んだところを拾っていけばよい。東洋電機(6505)は昨年12月に日電産(6594)が同社の買収を断念した会社だが、中国での高速鉄道車両用駆動装置で受注実績あり、思惑人気を集めている。

◆列島は豪雨、洪水の季節。ウェザーニューズ(4825)が思いだされる。1632円まで買われ、7日の年初来高値1626円を更新。昨年7月に付けた東証上場来高値1799円高値更新から、01年の上場来最高値2600円を目指す相場に期待したい。その時でも今期予想PERは22倍台にとどまる。買い余地は大。海運向け気象情報が好調だ。

◆家電量販店大手のコジマ(7513)が急騰。同社は通期連結決算で経常利益は黒字だが、営業損益は何期も赤字が続いている。が、22日付けの日本経済新聞朝刊は、「(同社の)今10年3月期第1四半期(09年4−6月期・1Q)連結営業損益は5億円前後の黒字(前年同期は38億円の赤字)に転じたようだ」と報じたことが好感されたものだ(同社期初予想の通期営業損益は、赤字幅大幅減少見通し)。報道では、「エコポイント制度効果は、導入前の買い控えもあり前年同期並み売上にとどまったもようで、この後、対象商品の販売が伸張すれば、今期収益の拡大を後押しする可能性もある」と指摘している。株価は、今年2月に上場来安値202円を付けたばかり。きのうの朝まで75日線沿いにもみ合う展開が続いており、長期低迷から脱出となれば、「押し目は買い」となる。6月にはエディオン(2730)との資本提携報道もあった。信用需給は重荷にならず。思惑株としてピックアップも一考。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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