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2009/11/19

◆日経平均は前日比127円安の9549円と3日続落、TOPIXは下げ幅を拡大し7日続落となった。三菱UFJ(8306)が18日に1兆円規模の資本増強を正式に発表したが、下げ止まらず、むしろ、証券株や銀行株など金融、不動産株への売りが広がり、全般相場を押し下げた。日経平均は一時9496円まで下げ、7月17日以来の9500円割れとなった。節目となっていた10月6日の直近ザラバ安値9628円を割り込んだことで、不透明感が強まった。もっとも、7月13日の9050円こそが中勢上昇基調を維持するか、下げに転じるかの重要ポイントであり、これを割り込まない場合は、200日移動平均線に接近しつつある水準から、短期急落に対する自律反発があっても不思議はないともいえる。■前日まで8日続落していたエコカー向けリチウムイオン電池関連株のGSユアサ(6674)が朝方に売りが先行した後は、上げに転じるなど、直近大きく下げてきた銘柄のなかには買い戻しなどが優勢になる場面があった。ただ、あすも続くかははっきりわからない、売り圧力の強い東京市場に変わりはなさそうだが・・。

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◆13日に、リクルートや田中良和社長などが保有する普通株式合計771万3000株を売り出すと発表したグリー(3632)は需給悪化が嫌気され、9日の株式分割落ち後高値5710円から続急落、きょうは3980円まで下げ、9月下旬の分割落ち後最安値に沈んだ。当分、リバウンドはあっても、上値を追う展開に復帰するまでのは日柄整理が必要かもしれない。ただ、従来の浮動株比率1.9%は、特定株比率87.4%、外国人比率11.8%、投信比率4.6%に対しいかにもいびつ。それを修正するのが今回の売出し。売出し株数は発行済み株式総数に対し約17%にあたるが、落ち着く先に落ち着く前に買い場を探したい。交流・ゲームサイト「GREE」の動向をチェックしつつ、底入れ、下値切り上げ型チャートに転じる日を待望しながら株価ウォッチングを続けていくのもまた楽しみとしたい。  

◆また、全般、動きがとりにくく、新興市場も次第に下げが急となっている。そんな時こそ、ジャスダック市場で時価総額2位の楽天(4755)の動きをチェックすべきではないか。11月13日に6万9600円の年初来高値を付け、07年1月以来の上値ネックラインであった6万7000円台をクリアしたばかり。全般急落相場に付き合わされた格好で18日には6万円とび台まで下げ、13週線に急接近したところから、きょうの反発につながった。業績は順調、PER割安感は強い、大口投資にも適う銘柄が、ほぼ3年弱の上値ネックラインをクリアした後に、なにもないでは寂しすぎる・・。

◆電子・機械部品商社のシークス(7613)は、1月に付けた上場来安値242円を大底とした75日移動平均線あるいは13週線を下値サポートラインとした上昇基調にある。10月22日には1050円の年初来高値を付けた後は、上値が切り下がる展開となっている。18日には787円まで下げ、75日線をのぞいたが、きょうは急な切り返しをみせた。LED(発光ダイオード)関連銘柄の一角のあり、10月30日に今09年12月期連結経常利益予想を増額修正した。5割弱の減益予想ながら、最悪期は脱したもようであり、実質ベースでもPER割安感は強い。ウォッチングをはじめよう。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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