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2007/06/25

◆ジャスダック平均が8日続伸したものの、ほかの指標はそろって下げた。前週末の米国株の大幅下落に続き、中国株が大きく下げたことから売り圧力が強まったもの。アジア太平洋17主要市場の星取表は5勝12敗(勝ち=値上がりは台湾とインド、ベトナムなど)と軟調に終った。中国では上海総合が3.68%下げ4000ポイントを下回り、上海シンセンCSI300指数も4.29%の大幅下落で4000ポイントを割りこんだ。もっとも、日経平均株価は値下がり銘柄数が1323(値上がりは325)と多い割りに、下げ幅が101円と小幅だった。これは円安進行が好感され半導体関連株などハイテク株が堅調に推移したことが背景。また、日経新聞朝刊で、「内閣支持率が36%に低下。参院選での与党過半数割れをほぼ半数が望む結果となった」と報じ、12日会期を延長して臨む参院選の結果を嫌気する声が聞かれた。

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◆そんななか、ゲームの好調を背景に業績を伸ばす任天堂(7974・大)が5日連続で上場来高値を更新し、前引け時点の終値で時価総額が初めてソニー(6758)を逆転する場面があった。最後は利益確定売りに売りに押され反落で終ったが、ゲーム市場での明暗が株価に現れた。昨秋発売のソニー「PS3」が任天堂「Wii」に対し劣勢となっており、携帯型でも任天堂「DS」が好調に推移している。アナリストの評価も任天堂が優勢だ。●つれて、任天堂ゲーム機向け電子部品が好調なミツミ(6767)が一時4240円まで買われ、4月以来の上値関門だった4100円台を突破する場面があった。2000年ITバブル期の上場来高値4650円をこれから取りにいくことになる。HDD用磁気ヘッドの不信で06年3月期をピークに利益が半減したアルプス(6770)が安値圏で推移しているのとは正反対の動きだ。

◆本欄中期強気銘柄の浜松ホトニクス(6965)が5月安値シーンで24カ月移動平均線に下支えられ上昇基調を持続したが。3860円まで買われ昨年7月の直近高値39880円をうかがう構えとなった。昨年12月以降4月まで上値関門だった360円台を突破したここからの動きを注目したい。資源・エネルギー関連株物色から製造業の好業績株を拾う動きとなった感がある。NYダウなど中国株と同様に米国株の下値波乱余地があることがリスクだが、押し目は買いたい。■好業績といえば、デジタル一眼レフの伸張を背景に市場が拡大しているデジタルカメラ関連株も好チャートとなっている。筆者自身が昨年11月にキヤノン(7751)のデジタル一眼レフを買った後、買い推奨してきた交換レンズのタムロン(7740)は3700円台の株式分割落ち後高値水準に買われており、実質的には過去最高値となっているが、一眼レフ市場の成長はもう一段の株価に押し上げると見ている。今12月期連結経常利益は会社側予想の前期比3%増の58億円の保守的な予想を上回り60億円台後半への修正が見込まれる。さすがに、ここから4000円手前に向かう場面では利益確定売りも一法と思うが・・。

◆原子力関連株では、先週紹介の日ギア(6356)が630円まで買われてきた。96年7月以来の600円台回復。●高値から調整を入れている木村化工(6378)とともに押し目、突っ込み場面を中期買いしたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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