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2015/04/10

◆日経平均株価は前日比30円09銭(0.1%)安の1万9907円63銭と4日ぶりに反落した。朝方から買いが先行しほどなく2000年4月以来15年ぶりに2万円台を回復した。その後、目標達成感もあり利益確定売りに1万9800円前半に沈む場面もあった。月に1度のメジャーSQ(株価指数オプション4月限の特別清算指数)算出日とあって引けにかけ駆け引きがあったようだが、指数寄与率の高いファーストリテイ(9983)が前日に今15年8月期業績予想の増額修正発表したこともあって、一時2150円高の5万650円まで買い上げられるなど終値1200円高と日経平均を押し上げた格好に。欧米株高や円の対ドル続落推移、国内景気の改善と企業の賃金引き上げの動き・・が強まるなか全般買い優勢の展開となった。日経平均は消費回復期待もあり4月1日の直近安値からでも1100円近い急騰となった。昨年4月安値1万3885円11銭からは3685円05銭(27.5%)の大幅上昇だ。■業種別株価指数では26業種が下げ、7業種が上昇するにとどまり4日ぶりに値下がりが勝った。値下がり率1位は医薬品で1.68%の7日ぶり反落、2位にはアナリストから「円安、燃油安一巡から好材料出尽し感が強い」とし投資判断を引き下げたことが売りを誘った海運で1.67%の反落だが、3月20日に付けた11年3月以来4年ぶり高値からは11%弱の下落と厳しい。3位倉庫・運輸1.38%4日ぶり反落、4位ガス・電気は1.14%の4日ぶり反落、5位非鉄金属0.94%で7日ぶり反落。一方、値上がり率1位には小売が1.07%の7連騰。 ファーストリテイ効果。2位情報通信も0.46%の7連騰、3位金属製品は0.45%の反発、4位建設0.25%の4日続伸、5位はガラス・土石0.14%の反発。

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◆ファーストリテイは15年8月期連結営業利益計画を1800億円から2000億円に上方修正した(市場予想は1961億円)。年間配当予想は320円から350円に増額しており、野村証券は、円安に伴う原価上昇等下期に課題出てきたことは懸念材料はあるものの経営刷新で克服可能だとし目標株価を5万1000円から5万5000円に引き上げ、投資判断「買い」を継続した。■週明けは?2万円台乗せで達成感から、いったん調整入り場面があっても不思議はない。また、ここまで世界経済・市場のなかで着実な回復基調を見せリードしてきた米国経済がなお引き続き堅調であってくれるかには?マークも点灯している。直近発表されている製造業の景気指標などは鈍化傾向にあり不安感も残る。もっとも、好材料も悪材料もマーケットは時間と値幅によって織り込んでいくものだから、一喜一優してもしかたがない。上昇基調が続くか?下落基調に転じたか?は、自分の期待と懸念を見つめながら、自分のセンス・感覚で日々チェックし続けていくことがベターであろう。●ディスプレイ最大手の乃村工藝(9716)は展示・商業施設向けの企画・設計・施工を手掛けかつてカジノ関連株として紹介していた銘柄だが、1245円と1994年10月以来20年超ぶりの高値となっていたことにこの日気付き、改めてウォッチングを開始。さて、どうか・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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