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2005/08/23

◆平均株価は01年7月以来の高値となった。しかし、前引けから午後2時頃までは1万2600円処の高値圏で頑強だったものの、結局、この日の安値引けとなった。悪役は銀行株であり損保株、不動産株、鉄鋼株など直近相場をリードしたセクターだ。急騰したのだから急反落があっても不思議はない。悪役銘柄は三井住友FG(8316)だが、同社株の投資判断を「アンダーパフォーム(弱気)」に引き下げたゴールドマン・サックス証券(リーマンブラザーズも同様に引き下げた)のアナリストレポートに帰すべきか。ただ、判断引下げで下落したということは、それまでに十分に上げていたということでもあり、オーバーランがあっても最後は適性水準で下げ渋るはず。三井住友FGの場合8日の安値72万3000円からきのうの終値で上場来高値となった93万円まで28.6%の急騰であり、利益確定売りが出ても不思議ない(きのうの高値からの下落率は4.7%)。本欄注目のみずほFG(8411)はといえば、8日安値49.2万円から今朝の寄り付きで付けた上場来高値60万円まで21.9%の上昇だから、これも同様に急反落があってもおかしくない(同2.2%で半分弱)。ちなみに、GS証券の銀行株に対する見方は本欄16日付けで紹介済みだが、きょう改めて「短期的な観点から主要行のカバレッジをニュートラル(中立)に変更した判断は間違っていた。市場はより長期的な見方をしており、市場全般、特に銀行株に関して短期的ではなく中長期的な見方を強めている。先週のコメントは一貫性を欠いたように見えたかもしれない。長期的な観点から短期金利の1.25%上昇についても検討」したとし、「市場は短期金利上昇を織り込み始めており、ここ急騰した動きを踏まえると、今後は調整局面が見込まれる」とし、「中立」の判断を据え置いた。

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◆一方、平均株価高値更新をリードしたのは半導体関連で底入れ指標がでたとして買われた電機セクター、自動車株、5940円の年初来高値をつけた武田(4502)などの薬品株・・とやや出遅れ気味セクター。■新興市場は1部市場に人気を奪われ低調。しかし、そんな時こそこれまで紹介してきた注目株をじっくり見つめ直すチャンス。ぜひ、本欄バックナンバー見直しを!■三井住友海上(8752)は昨年4月高値を(鬼より強いといわれる)1円上抜いた後反落だが、突っ込み買いで臨みたい。1073円以下が買値目標。◎電機では浜松ホト(6965)が久々いい動き。中期強気継続。◎思惑株では引き続き東洋製作(6443・2)。26週線に下支えされ上値をうかがう動きに期待する。◎5カ月ぶりに日足一目均衡表で「雲」の上限を上抜いたTCM(6374)も底這いからの浮上を目指す構えに注目。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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