2012/05/14
◆13日は「母の日」だったが、老母と義母では明暗が大きく分かれた。前日土曜日は、実家に帰り、認知証が進んだ母のことで4人の子供が集まり、デイケアサービスに出かけて今後のことを相談。その後、家族5人でどこかに夕食しに行くことを忘れたまま、泊まっていくという一番下の妹を残して、やがて、それぞれの家に帰っていった。そして、母の日は、午後に東京アクアラインの「海ほたる」までドライブ。足湯するなどのんびり一休み。かつて証券会社時代に、建設中の(現在の)「風の塔」の現場に立ち、トンネル工事中の地下に降り、トンネルがどのように大きなものだったかとか、ようやく足場が組みあがったばかりの海ホタルと橋部の海面からの高さがどれくらいのものだったかなどと、房総や横浜方面を眺めつつひとしきり説明。そして、義母の「しゃぶしゃぶ」が食べたいとのリクエストに、妻は自宅近くの木曽路へと車を向けた。店では夕方にかけ終日続いた大忙しがようやく終ったといい、閉店近くまでゆっくりとすごす。その後、義母の部屋まで送って、帰宅した時は既に11時過ぎ・・。四国の山猿よろしく田舎丸出しの我が母と、戦前に大学に通い、戦後は高級外務官僚の妻となった義母の違いが一段と鮮明になった2日間が終った。
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◆さて、日経平均は前週末比20円高の8973円と4日ぶりに反発したが、主力大型株に買い戻しなどが入り指数を押し上げたもの。ギリシャで組閣作業は進展せず再選挙、政局混迷の長期化が警戒され、債務問題が懸念されるスペイン、ポルトガル株なども下落。そして、3月期決算の発表は今週前半が峠。物色材料が急速に消えていくことで、物色難が続く?■日経平均は4月新年度入りから変調。前週まで6週間連続で週足陰線を引き、4月563円安、5月はきょうまでほぼ半分過ぎたところで547円安。日本株売買の60〜70%を占める海外勢は自国マーケットの悪化による日本株買いの後退となれば、東京市場はなかなか厳しいものとならざるを得ない。
◆東急(9005)は前週に長期相場を示唆する52週線を割り込み、「丸亀製麺」のトリドール(3397)は前週末に発表した今13年3月期連結業績予想で、経常利益が19.7%増の77.8億円と2割弱の増収増益見通しだったが、一時、131円安の873円と一気に900円割れ場面があった。●マクドナルド(2702)は小幅続落だが、5月高値2306円は4月高値に7円足らず。二番天井とならなければいいのだが。4月安値2230円には20円しか余裕はない。内需株もいったん荷を軽くしよう。