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2005/08/16

◆みずほFG(8411)が年初来高値を更新した後、反落。昨年4月の上場来高値更新はお預けとなり、先行した銀行株は反落となった。東証銀行株指数はこの日、寄り付き直後に昨年4月の高値にあと2ポイントとなる317まであって、結局、6日ぶり反落で終った。ゴールドマン・サックス証券はこの日、「短期金利の0.5%上昇を前提とした時の主要行の今3月期予想PERは10.9倍に達している。8月の銀行株は上昇するという季節性通りに上昇している。当社の判断は市場よりも数カ月先行する傾向があるが、今はアンダーウェイトにすべき段階に達したとはいえないものの、現在のような株価上昇が続けば03年3〜4月のような歴史的な重大意思決定のポイントに向かう可能性がある」とし、「中立」のカバレッジを継続。これを売り材料視する声も聞かれた(03年4月はソニーショックといわれ、バブル後最安値を記録)。■もし、銀行株指数が昨年4月高値を上回ることもなく長い不振の時代に入るなら、平均株価の1万4000円台回復、日本経済回復は夢で終ろう。ただ、株価はたんに過去の歴史をなぞるだけではない。時代と産業との関係はどんどん変化している。それに従ってPERは変化する。確かに、みずほFGは8日の安値49万2000円から今朝の高値55万4000円まで7日間で12.6%の急騰となり昨年春の上場来高値に一気に迫った。はしゃぎすぎともいえる。が、相場が大きく変化する時は、最初の上げは驚くべき動きとなるし、そうでなければ、生まれてくる相場はちっぽけなもので終ってしまう。銀行は今、失われた10年超の廃墟の中から復活にむけ一歩ずつ前進しているところだ。終着点が今から見えるわけがない。

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◆平均株価は3日ぶり反発で、01年8月以来4年ぶりの1万2300円台乗せ。もう、1万1000円台の時のように100円刻みであれこれいう神経質さは必要ない。個別銘柄のチャートも多くがいい格好となっている。■悪い組の代表は?やはりソニー(6758)だ。きょうは一時7月の安値にあと100円まで迫った。新経営陣による再生プラン発表が9月下旬なので、今すぐ買うというわけにはいかないが、引き続き動きをフォローしよう。◎住友鉱(5713)は急騰後の一服となっているが、中期4ケタ乗せ目標を復活させ、さらに上値を追うと強気する。現在の石油先物暴騰に続く投機資金流入市場として金市場が言われているが、史上最高値850ドル突破から1000ドル台乗せもありえる。また、銅、ニッケルなどの海外開発も進展しており、非鉄市況高は追い風となる。◎きょうの地震で東洋建(1890)が急伸。150円台乗せならば特定筋一気に介入との見方もある。割り切って買うか!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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