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2009/12/02

◆日経平均は前日比36円高の9608円と3日続伸し、9日ぶりに9600円台を回復した。前日大引後に日銀が10兆円の資金を供給する追加金融緩和対策を発表した、やや期待はずれの感はあるものの、鳩山由紀夫首相と白川方明日銀総裁がこの日夕方に会談することも売り控え要因となり活況裏に続伸した(ただし、トップ会談に過大な期待は禁物)。また、アジア・太平洋主要市場が上昇したことも買い方を後押しした。■この秋に大きく下げてきた銘柄に買い戻しやリバウンド狙いの買いが相次ぎ、きのう9500円台を回復し、きょうは9600円台を回復と急上昇だ。移動平均線では日足ベースで昨日200日を回復し、きょうは25日線に接近。週足ベースでは一時6週線を回復する場面もあった。急激な円高に対し鳩山政権と日銀がそれなりの手を打ち、とりあえずの円安状況が生まれていることを背景に買い戻しの動きが続いていることか?■また、海外勢が、ここまでみてきた鳩山政権の姿勢・動きを忌避する姿勢が、今後変わるのかどうかが引き続き注目される(それは、きっとNOであろうが・・)。いずれにしても、現在は、独歩安した日本株のリバウンドの時間帯であり、中途半端な買いは禁物であろう。

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◆先に紹介の菱食(7451)が急反落した。ただ、1日に2007年10月以来となる2600円台回復を果たしたことは、後に、意味があったと気づくこととなろう。加藤産(9869)が先行して3年半ぶり高値を付けたのは、菱食登場の露払いとも思える。といっても、菱食をチャートの上ヒゲ水準で買うのは、現時点では、いかにもハイリスク。下ヒゲ部分まで待って、打診買いする気持ちでウォチングしたい。そして、昨年10月安値から下値切り上げ型チャートを形成していることを記憶しておきたい。

◆代わりに、終値で11日ぶりに2400円台を回復した王将フード(9936)をこの押し目水準から拾っていくのも一法とみる。同社は「餃子の王将」を運営する。関西地盤からテリトリーが拡大中で、今10年3月期の会社側連結業績予想は、前期比14%増収、42%営業増益。連続最高更新見通しにある。今期予想PERは12倍台だ。割安な好業績・内需株として再度注目される場面があって不思議ない。マスコミに乗って人気は上昇したが、まだまだ、割安感は強い。

◆中長期狙いなら、「丸亀製麺」の急ピッチの出店で急成長が続いているトリドール (3397)であろう。不況を追い風に郊外のショッピングセンターへの出店が急拡大中。今年末には300店の出店数となり1年間ほどで5割増となる。新年には500店体制もとの勢いにある。280円で席に座って食べることが出来るファストフード感覚。今10年3月期連結業績は前期比57%増収、60%営業増益見通しにある。が、利益増のペースに対し、PER20倍割れは、いかにも割安感は強い。株価は、8月に株式分割落ち後高値21.4万円に買われた。あと、20万円台が上値ネックラインとなり、11月に全般軟調展開にあわせる格好で15万円台まで下落。200日移動平均線を割り込んだ直後に目を覚まし、きょうは19万円台と戻り高値を付け、75日線をプラスかい離する場面もあった。まだ、買い安心の格好とはなっていないが、打診買いは「可」とみる。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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