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2009/05/19

◆日経平均株価は251円高の9290円と大幅反発した。18日の米国株大幅高、円高一服と前日とは正反対の流れとなったことを受け、金融、輸出関連の主力株を中心に幅広く買いが先行、日経平均は前場寄り付き直後に急伸した後は終日9300円を挟んだ高値圏での相場が続いた。当欄が継続してピックアップしているアジア・太平洋15市場ではパキスタン1市場が下げたのみ。前日17%超上げたインドのムンバイ市場でSENSEX30種はきょうも小幅ながら上げた。

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◆東京外為市場では午前に1ドル=96円後半と1週間ぶり円安水準となり、円高が一服。3月期決算も峠を越え、今朝の日経新聞朝刊株式市況欄に掲載された日経225種採用銘柄の予想株価収益率(PER・18日時点)は46.20倍まで下がっており、(4月24日〜5月12日は全体で最終赤字となっており算出不能)掲載が再開された13日時点の130.10倍から大きく好転した。といっても、10倍台が多い海外市場と比べいかにも割高感が強いが。今後、世界経済が異常事態から平常に転じていくなかで、何処まで、日経予想PERが低下するかをチェックする必要が生じる場面がありそう。といっても、今はまだウォッチングしていく段階。なにしろ、伸び代が世界トップクラスだった高成長時代は過去のこと。2%程度がせいぜいの経済成長率は世界では後方グループ。PER40倍台がいつまでも許されるわけではない。PERは無理でもPBRがあるといっても、3月の安値時点ならともかく18日現在1.17倍と1倍を越えている。頼りの米株も景気回復期待感でいつまでも買えるわけではない。3月から5月にかけての上昇相場が再現できるには、新たな切り口が不可欠。最低でも、昨年11月戻り高値9521円突破だけはして欲しいと願うのだが・・。

◆さて、米国株の写真相場となると、手の施しようはない。ただ、こんな時は、チャートを羅針盤に銘柄をピックアップするのが一番。インド・中国の農業生産拡大が期待されると以前から当欄注目のクボタ(6326)が一時44円高の655円と急騰、4月以降の600円台前半の上値関門を突破。残すは1月6日の年初来高値667円。2007年夏以降、52週線が上値関門となってきた。何度か上抜いたものの、52週線を下値サポートラインとすることはできなかった。同社が示した今10年3月期連結業績予想は減収大幅減益見通しで強弱感が対立しているが、52週線を買い場とできる相場に転じる相場を待ち、ウォッチングしたい。●同時に井関(6310)も300円台定着を待って強気に転じよう。●昨年6月高値374円突破に苦戦が続くクミアイ化(4996)も310円台にある75日線をのぞきに行く軟調場面で仕込むか、300円台後半の上値ネックライン突破場面から強気で攻めたい。

◆当欄推奨の原発関連株帝国電機(6333)は18日発表の今期業績予想も大幅減益としたことから心配も、11日の年初来高値を更新し、終値も10円だがプラスとなった。市場予想を上回ったことが買いを誘ったとの見方があったが、いったんは、売却し様子をうかがいたい。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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