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2006/12/22

◆22日、日経平均は4週連続陽線で終り4月の年初来高値まで460円ほどに迫った。ただ、週明けの06年ラストランにやや翳りを落としかねない雰囲気が広がっていた。指数の上昇をリードしたのは07年世界生産計画を発表したトヨタ自(7203)やホンダなどの輸送用機器、世界再編の流れを買う新日鉄(5401)など鉄鋼株といった直近おなじみのメンバーであり、広がりは乏しかった。結果、値下がり銘柄数1100超に対して値上がりは474日とどまった。決していい終わり方ではない。それに、3新興市場がそろって下げたことも嫌な感じだ。欧州市場の22日午後の動きも軟調展開だ。米国の景気減速懸念が広がるなか、直近の世界同時株高で高値警戒感が広がっているのだ。

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◆前日紹介の味の素(2802)は日経平均と同じ4週連続陽線を引いた。1400円台前半前後の調整場面を拾いたい。●日水(1332)は9月高値727円から11月には552円まで大きく突っ込んだものの、きょうの706円まで見事に復帰、大納会を迎えることになった。奇跡としかいいようのない急反騰は、新年を波乱で迎えても水産業界の勝組として下値切り上げ型のチャートを描くとみてよいのではないか。「採る漁業」から「作る漁業」に転換し付加価値をつけるとの認識のもと海外展開してきた結果はこれから同社を支える力となろう。■さて、大納会を迎える頃にはよく「中長期人気銘柄で、年末年始に力が入った銘柄は、流れの変化につけなくなれば失速、もしくは長めの調整を余儀なくされることが多い」とおもったものだ。今年も今の季節では先駆した銘柄・セクターに対し利益確定売りを推奨する。もちろん、本欄中期注目株とした銘柄も同様だ。

◆ハドソン(4822・HC)は任天堂「Wii」、「DS」ソフト関連銘柄として、正月休み話題を集めそうだ。21日、人気のDS向けソフト「数独2Deluxe」を発売した。今年最大のヒット作「SUDOKU 数独」の続編として評価は高いという。株価は連日で年初来高値を更新しているが、依然、上昇余地は大と見る。

◆個人消費関連株が厳しい展開だが、消費の優等生のしまむら(8227)や、アメリカなど海外で大型店舗を進出させ、収益拡大を一段と加速させるファーストリテイ(9983)などが先行し、その後、全般に広がる春のパターンを期待したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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