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2008/06/06

◆日経平均株価は、米国株急騰と1ドル=106円台への円安進行を背景に、朝方瞬間的に1万4600円台を回復するなど反発した。ただ、引けにかけ上げ幅を縮小する展開となり、値下がり銘柄数1044に対し値上がりは566にとどまった。ということは、「主力株を中心とした先物主導の相場」だったということ。3月安値以降、ここまで話題の中心にあった環境関連株は朝高後、下げに転じるものが続出した。値上がり銘柄でも、朝高後は上げ幅を大幅に縮小した銘柄が続出した。

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◆来週は、6日発表の米雇用統計の結果とそれを受けた米株動向の結果を踏まえての始まりとなる。13日(金)の先物・オプションSQを控え、先物主導の値動きの荒っぽい展開が予想される。特に、環境関連株は当面、調整色の強い動きを予想している。■当欄は、環境関連株については、7月洞爺湖サミットを前に株価はいったん先取り買いの格好で天井うちとなり失速もありうるとし、3日号から弱気トーンに転じた。そして週後半、原子力、太陽電池、風力発電、食料関連や水処理関連株、そして、燃料電池車など低炭素化関連の自動車関連株が高値波乱となった。原発関連株の主役として位置付けている日製鋼(5631)など当欄ピックアップの原発関連株は朝方、相次ぎ年初来高値を更新したが、日製鋼が前日比変わらずで引けたほかは、揃って下げに転じた。となれば、環境関連株の週明けの動きは引き続き日製鋼が鍵を握ることになりそうだ。引き続き注目したい。

◆環境関連株思惑株であり単独逆行高も可能な銘柄として注目は東京製綱(5981)。かねてから思惑株として名を馳せた銘柄だが、現在は、太陽電池シリコンウエハ切断装置の貢献が利益を押し上げ、前3月期決算・今期業績予想とも好調を持続。株価は3月の年初来安値147円から逆襲に転じ5月には超長期線の24カ月移動平均線を突破した。6日、年初来高値を更新した後、下げに転じたが、終値は1円安にとどまり頑強さが目立った。230円台への急反落があれば突っ込み買いの絶好のチャンスとなり、万々歳だが・・

◆富士通ゼネ(6755)が580円まで買われ1月4日大発会の年初来高値574円を更新した。業績好調なシーズンストック関連株として今年も強気したい。昨年は4月下旬以降、猛暑期待のシーズンストック関連株として大きく化けていったが、今年も4月下旬発表の前3月期連結決算がすこぶる好調だったうえ、今09年3月期連結業績予想が増収増益と続伸見通しだったことから、4月下旬以降、上昇ピッチを早めた。5月に入って調整を挟むが上昇基調を持続。昨年に次ぐシーズンストック相場が期待できそうだ。

◆エイチワン(5989・ジャス)が、4ケタ目前だ。同社は(筆者が2005年秋にインド株特集で取り上げた)本郷が、06年4月に、中国に強いヒラタと合併して誕生したホンダ系部品中核。07年2月に上場来高値2485円をつけた後、業績悪化が嫌気され、今年1月には790円まで叩かれようやく下げ止まり、5月後半から900円台に戻ってきたもの。中計目標の前倒し達成で、10年度経常利益を85億円に再設定した。上昇基調に転じたここから、まず1500円前後を目標に拾っていきたい。

◆サンワテク(8137)は薄商いの今だからこそ仕込みたい。3月安値からの上昇基調にあり、200日線突破の750円カイから上昇ピッチが早まる!?

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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