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2010/06/14

◆6月第3週初めの東京株式市場で、日経平均は前週末比174円高の9879円と3連騰。TOPIX、東証2部株指数、東証マザーズ指数、ジャスダック平均、大証ヘラクレス指数・・もまたそろって3日続伸した。11日の海外市場では、米国5月小売売上高減を受け消費関連株は下落したものの、米6月消費者マインドの改善、フィラデルフィア半導体株指数の上昇などを受け、NYダウは引け際に上げに転じた。外為市場では円が対ドル、対ユーロで小幅続落したこともあって幅広く買いが入り、1部市場では全銘柄の8割が上昇。日経225種採用銘柄では9割超が上昇するほぼ全面高商状となった。■世界の株式市場は4月高値後、欧州ソブリン債危機から6月初めにかけ大幅に下落しており、その反動高といった面もある。先に、「欧州銀行では、ソブリン債危機に絡み評価損計上のリスクから業績悪化、融資削減、地域経済の疲弊につながる資金調達逼迫につながる」との懸念が言われたが、景気回復期待派が巻き返しつつあるといった相場風景か・・。買い戻しやリバウンド狙いの買いが先行する展開が続いている。今しばらくは巻き返し派がかつ?テクニカル面では前週末紹介の通り、前週にかけてここ3週間の週足チャートで2本の下ヒゲの長い足を引き、上昇反転が期待される格好となっていることが買い方を後押しする。 

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◆前号でウォッチングを続けたいとした日電産(6594)が4月高値から5月安値にかけての下げ幅の半値戻しを達成し、26週移動平均線割れから5週間ぶりに脱出できる水準に戻してきた。5月安値時には52週線を瞬間割り込んだものの、すぐに、切り返しての反騰。省エネ家電や期待の電気自動車向けモーター需要が拡大中で、今11年3月期連結業績は前期比12%増収、27%経常増益見通しにあり、予想PERは20倍そこそこと成長余力に対しPER割高感は乏しい。

◆調剤薬局2位の日本調剤(3341)が大幅高し07年1月以来の4000円台を回復!後発薬品関連株の穴株から主役の一角に格上げされた?業容大幅拡大を株価に織り込み始めた。連続2ケタ増収・大幅増益の今期予想PER15倍台銘柄と割安感が強い。今が旬。引き続き注目株とし「持ち株は持続可」とするが、飛びつき買いは避けたい。●調剤薬局最上位のアインファーマ(9627)も2割前後の営業増益が続き、1株利益成長は急。今期予想PERは13.6倍にとどまる。こちらは、5月に10年7カ月ぶり高値を更新し、上昇基調が鮮明になっているもので、こちらも今が旬。足元相場の延長線がどのくらいあるかは不明だが、いつまでも上げ続ける相場はない。どこかで、利益確定売りをする必要がある。長期はともかく、そう遠くない時間にいったん調整場面があっても不思議ない。ジリ高基調のときはその銘柄に対し強気の当欄も、急ピッチの上げが続くとおろおろしてしまい、むしり、ジリ高基調銘柄探しに出たくなる・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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