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2007/09/05

◆5日のアジア15市場は、不動産株高の香港が急伸し初の2万4000ドル台を記録し、世界とほとんどリンクしていない中国が高かったほかは、東アジア3カ国(日・台・韓)、インドなどが下落。星取表は9勝6敗だったが、日・台・韓の下落は、欧州株の6日ぶり反落の導火線となった?欧州は、引き続き、サブプライム住宅ローン問題から派生した金利上昇による銀行の業績悪化が主因だったが、日本株の3日続落の理由は?朝寄り前の外国証券13社の注文状況は売り4620万株に対し、買いは3700万株で差し引き920万株の売り越しだった。売買シェアが5割を大きく超える海外勢が売り越しとあっては、個人投資家の腰が引け、値動きが悪ければ、「値動きの良さだけが最大の買い材料」という個人などの短期資金はお手上げだ。

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◆8月31日には、日経平均株価がお化粧によって416円高し、相場の基調転換といわれた24カ月移動平均線割れを回避したが、その反動もあった。今週に入り3日続落。5日は24カ月線を割り込んだまま大引けとなった。値下がり銘柄数1509に対し値上がりは161でしかなかった。3月期決算企業の第1四半期業績はほとんど終ってしまい、手掛り材料がさらに乏しくなる。銀行株、その他金融株、不動産株など内需株は下値のメドが付かない状況になっている。

◆6日は、新日鉄(5401)が業績予想を発表する。5日は神戸鋼(5406)が9月中間期の配当の0.5円増配、3.5円の配当に引き上げると発表している。6日の神戸鋼の株価動向は、新日鉄の株価の動きを決定する可能性もあることから注目される。もし、新日鉄が業績を増額修正したものの、好材料出尽くしと見た売りが優勢となり、下げ幅を拡大するなんてことになると、困ったこと(全般安の引き金)になりそうで注視したい。

◆MUTOH(7999)、日製鋼(5631)などの好業績、好需給思惑株の動向に引き続き注目している。が、新規の売り買いを指示する状況にはない。また、株安を背景に企業の自社株買い発表が相次いでいる。ただ、買い人気の持続性は乏しく、超目先売買かワンテンポずらした押し目で買いを入れるか

◆ならば、前号紹介の原子力関連株の動きをウォッチングし、それぞれの注目移動平均線にタッチした場合、突っ込み買いに出たい。

◆日銀(8301・JQ)出資証券が17万2000円となり年初来高値に2000円と迫っている。失速してきた立川市の含み資産株・新立川(5996・東2)の75日線、2958円まで下げてくるようだと突っ込み買い第1弾を入れたい。立飛企(8821・東2)は25日線の6693円まで下げれば拾いはじめたいものだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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