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2014/08/21

◆21日付け日経新聞朝刊は、日清食HD(2897)が「海外市場の本格開拓に乗り出す。即席麺 狙うは70億人」と報じた。筆者はまたまた半世紀前、初めて食べた愛媛・山村時代の我が家の「チキンラーメン」の食事風景を思い出した。ネットで見ると1袋35円とあり、記憶との落差はない。子供4人が食べると母の日当の半分が消えてなくなることから、2度目に食べたのは何時だったかは覚えていない。2000年代に姪っ子達と出かけたサイパンでは、スーパーで買った東南アジア風の不思議な味の「カップヌードル」を何種類か食べた。そして、その後ビーチに向かったものだ。今も、ひとりでいる時にはよくカップヌードルやカップ麺を食べるが、その時は、本当に好きだなぁ!としみじみ思いつつ食べている。この2つの食品の開発者・安藤百福さんにただただ感謝!■さて、日経平均株価は131円75銭高の1万5586円20銭と9連騰!だ。これは、あの昨年大納会にかけて9連騰した感動以来のことだ。あの時は1138円40銭(7.5%)高。今回は807円83銭(5.4%)高だ。そして、昨年末に294円89銭及ばない・・。それでも、5月21日には1万3964円台まで沈む場面があったのだから、7月高値1万5759円には200円弱及ばないものの、中勢上昇基調のなかにあるうえ、2014年相場は4ヵ月強残っている。なお、先行き相場に期待し、銘柄紹介を続けたいものだ。当欄の期待は、縦軸に安倍政権が唱える「日本再興戦略」が急ぎ過ぎず着実に進展し、「観光立国化」が理念に沿った型で進んでいくこと。そして、個人と共同体のいい関係が続きつつ個人生活が広がっていくこと。

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◆セブン&アイHD(3382)は今も、あの2011年3月東日本大震災時に付けた最安値1755円を大底とした上昇基調にある。そして、今年高値は1月の4485円だが、あと100円前後と迫ってきた。日本のコンビニエンス事業の開拓者であり付加価値を高めつつ収益は拡大。なお、次はなにをするのか?興味は尽きず評価余地は大。●セブンイレブン店内にATMを設置しているセブン銀(8410)とセットで今もなお、買い推奨したい。セブン銀行も当欄で何度も記してきた銘柄。昨年5月には単元株変更後の高値を更新し、今年1月に428円の最高値を付け、18日に続ききょうも428円を付け、最高値で終了した!こちらは、見た目も地味だから株価も地味?が、その存在感は着実に高まっている。■また、何度も記してきた日本空港ビル(9706)は今週、1990年の上場年に付けた過去最高値を24年ぶりに更新した。PER割高感が懸念されただけに、当欄はここからは他の統合リゾートIR関連株へ銘柄チェンジすることを考えはじめた。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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