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2009/11/30

◆30日、11月相場は、日経平均が前週末比264円高の9345円と3日ぶりに急反発して終った。前週末に世界市場を襲ったUAEのドバイ首長国信用懸念が後退したことを受け、円高が一服。株式市場に買い戻しなどが広がり、TOPIX業種別株価指数は全33業種がそろって上昇した。これは9月10日以来のことだ。そして、日経平均は前週末割り込んだ52週移動平均線へのプラスかい離を回復した。ただ、月足は8カ月ぶりに陰線足となった。先行き、不透明感が強まるか?■27日の米NYダウは、154ドル安で終ったが、当欄でも指摘したように、前週末の日本株はシカゴ24時間取引で250ドル安を横目に下げたものであり、NYダウは予想を下回る下げにとどまった。欧州市場がドバイ懸念の後退を背景に上昇したことも後押しし、銀行・不動産株から輸出関連株まで幅広く買いが膨らんでいった。

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◆楽天(4755)が大引にかけ上げ幅を拡大。一気に3400円高の6万9800円まで上昇し、高値引けで13日に付けた年初来高値を更新。06年8月以来の高値に舞った。厳しかった6万円台後半の上値ネックラインを突破したここは、強気で攻めるところであろう。きょうは、1部市場が急反騰した。だが、買い戻しをなどリバウンド狙いの買いが中心であり、この勢いが続くかは見通しにくい。まして、全般強気になるには、材料が乏しすぎる。なかで、新興市場で長期低迷が続いてきた同社株は、3月安値を基点にきれいな上昇波動を描きつつある。7万円台乗せ後の相場をイメージして臨むべきであろう。場味が良かったうえ、バークレイズ証券が27日付けで、投資判断「オーバーウェイト」(強気)を継続、目標株価を7万5000円から7万8000円に引き上げたことを受け買いが広がった。

◆日電産(6594)も急反発。2週間ぶりに6週移動平均線を回復した。バークレイズ証券が、「主力のHDD用スピンドルモーターを中心とした精密小型モーターの業績が改善。WPR(ダブルプロフィットレシオ。ピーク比売上半減でも黒字を確保、売上がピーク時水準に戻れば利益率は前ピークの2倍を達成する企業体質改善プロジェクト)の子会社への浸透が利益の押し上げ要因」だと指摘。同証券業績予想を増額修正し、投資判断「強気」を据え置き、目標株価を9920円に引き上げた。昨年12月に付けたほぼ13年ぶり安値3130円を基点に中勢上昇基調に転換済み。6週移動平均線あるいは13週線沿いの上昇基調が続いている。ゆっくり上昇基調にある銘柄でありフォローしたい。

◆また、着実に新値街道を上昇中は、好調アジア関連株のひとつであるユニチャーム (8113)。8820円の高値引けで上場来高値を更新して11月相場を終了した。強気継続。●同じく、アジア市場関連銘柄として期待感が高いのは資生堂(4911)。3月安値を大底に反転。5月以来の上値ネックラインである1700円台前半突破のタイミングを待つ格好にある。1700円台後半に突入した後の上昇相場に期待大。■介護関連で期待はメッセージ(2400)。年初来高値引けとなった。主力の介護付き有料老人ホームで既存施設が好調に推移、今3月期連結業績予想は2ケタ増収増益見通し。昨年10月の上場来安値5万9000円を基点とした26週線沿いの上昇基調にあり、流れに乗り続けたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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