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2008/04/04

◆朝、桜のトンネルをくぐって最寄り駅に向かって自転車を走らせ、夕方は桜のじゅうたんを踏みしめながら我が家に向かう。東京の短い花の季節は過ぎようとしている。すぐ脇にある商店街の「桜祭り」は、「区の支援金」の都合で新年度に変わった最初の土日の2日間となる。今年は花びらが舞い散る中での「祭り」となりそうだ。

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◆4日の東京株式市場は4日ぶりに反落したが、妥当なところ。日経平均株価はここ3日間で860円強、6.9%上げていたうえ、前日発表された週間の米新規失業保険の申請件数が市場予想を大きく下回っていたため、4日発表予定の米雇用統計が予想以上に下ぶれることを織り込みいったと見受けられるからだ。新たな注意点は中国リスク。津田駒(6217)が今08年11月期業績予想を減額修正した。その理由は、中国の金融引き締め策が響き、繊維機械の受注が減少したこと。これを受けJUKI(6440)、島精機(6222・大)などが連想売りを浴びた。さらに、中国進出企業の業績を懸念した売りが広がる可能性がありそうだ。既に、トヨタなど自動車関連株は円高や米国景気後退、ガソリン高騰による米国での販売減、業績悪化を懸念した売りに押される展開となっている。2大輸出市場が株式市場のマイナス要素になれば状況は厳しい!

◆直近3日間の堅調展開も、出来高、売買代金が膨らまず、底ばい状態が続いた。これは、新たな投資資金が市場に入っていないということ。4日に発表された3月の米雇用統計は、非農業雇用者数が市場予想を3万人上回る前月比8万人減で、3カ月連続減となった。失業率も5.1%と2年半ぶり高水準となった。が、米国株は朝方下げた後、昼頃には一時上げに転じる場面があり、ドル安から101円台に買われる場面があった。雇用統計悪化の発表が株式市況に織り込まれれば、市場の関心は、景気動向及び発表が本格化する企業の1〜3月期決算の数字に移る。

◆前日人気の原子力関連株は、東芝(6502)、重工(7011)など主力株や第1人者である日製鋼(5631)が反落に転じる一方、値動きの軽さゆえ思惑材料株として定評のある木村化(6378)が連続ストップ高し、トウアバルブ(6466)など第2群団もプラスで終った。■急人気となったのは、「ディーゼル自動車の排ガス関連株」。人気化のきっかけは不明だが、環境関連株物色の一環といえよう。筆者の年間注目株・日化成(4007)が1000万株超の大商いで一時24円高し年初来高値を更新。200日移動平均線を上回る場面もあった。つれて、TYK(5363)、トスコ(3304・東2)・・など排ガス浄化フィルター関連の低位思惑株も人気化。●ならば、コモンレール(燃料噴射装置)関連株で、ディーゼル向け部品が好調に推移し、営業益続伸予想にあるリコーエレメ(7765・東2)に妙味あり。764円の75日移動平均線を上抜けばW底確認となり、2月安値671円を基点とした上昇基調転換が鮮明化する!

◆昨秋来注目も苦戦が続いてきたゴルフ場運営大手のPGGIH(2466)が、11.6万円に買われ年初来高値を更新。長期にわたり上値ネックラインとなってきた200日線へのプラスかい離を3月下旬以降持続しており、上昇基調に転じたといえる。ここは長短両用狙いの買い場と見てよい!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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