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2010/03/19

◆3連休前で薄商いだったが輸出株が牽引、日経平均は前日比80円高の1万824円と反発した。18日の海外市場で、欧州ではユーロが下落し株式は反落した。ギリシャ財政問題では日替わりメニューのように強弱感が変わるが、結局はEUを脱して終わりを迎えるのではないかなどとの声も。一方、米国では、経済指標の堅調と利上げ観測の綱引きで株式は総じて値下がり銘柄が多かったものの、NYダウは小幅ながら8日続伸した。東京市場は、前日に一息入れたうえ、1ドル=90円台央と若干円安に振れたことから、輸出株などがNYダウの上昇に合わせるよう上げ相場を牽引した。前号でふれたように、出遅れ市場だった新興市場も11連騰や6連騰と活況が続いている。3連休を控え1部市場の出来高は低調だ。一方、時価総額は2兆7417億円増の317兆8070億円と前日の減少分を上回る増加となった。

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◆日経平均、NYダウは、上昇幅そのものは大きくないが、堅調展開が続いてきた。「来週25〜26日のEU首脳会議でギリシャ財政問題一気に解決」・・とは期待できない、結論が出るかははっきりしないが、26日は東京市場が終った後となる。来週も日経平均は今週同様にNYダウに沿った範囲の動きか?警告水準にある騰落レシオからは、「短期的な調整安があっても不思議はない」との発信が続く。が、日経平均は1月15日の昨年来高値にあと160円弱に迫ってきた。昨年7月以降、200日線に下支えされしぶとく上昇基調を刻んでいる格好がよい。月足では、超長期線である24カ月移動平均線を今週末現在で430円強上抜いている。今月末でも上方かい離を回復すれば07年10月以来2年5カ月ぶりのこととなる。この流れならば短期的な調整場面は突っ込み買い好機となる・・。

◆17日号でも、「リチウムイオン電池関連+電動モーター軽量化関連で、200日線に踏みとどまり続け、下値を切り上げている。時価で打診買いを入れ、その後、2月高値662円を突破したところから買い出動したい。もちろん、ロスカット価格を決めてからだが」と記した戸田工(4100)が今朝の日経新聞報道をきっかけに100円高の733円とストップ高した。「伊藤忠(8001)は戸田工が米国で設立するリチウムイオン電池材料生産子会社に50%出資する」と報じたのだ。コスト削減効果と事業のよりスムーズな立ち上がりが期待されたようだ。同工場は米政府から助成を受けているが、伊藤忠という強力なタッグを組めることが追い風となる。日経紙では「11年に操業を開始し、15年に電気自動車換算で年間8万台分の生産を目指す」と伝えている。2月上旬発表の10−12月期経常損益は前年同期の9億円の赤字から0.3億円の黒字に転じていた。

◆東洋炭素(5310)が昨年2月の二番底を基点とした下値切り上げがゆっくりだが続いており、きょうは5130円まで上げ騰勢を強めてきた。上値のフシは5300円〜5500円台にあるが、これを目指す動きに期待。同社主力で世界トップの炭素素材・等方性黒鉛は太陽電池や半導体向けの坩堝やヒーターなど消耗材に使用される。今10年5月期は下期に半導体生産が回復、中国の太陽電池メーカーからの引き合いが増加しているという。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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