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2015/03/12

◆日経平均株価は前日比267円59銭高の1万8991円11銭と続急伸。後場には1万9008円13銭と2000年4月以来ほぼ15年ぶり1万9000円台回復場面があった。東京外為市場で円が対ユーロでは127円台と12年2ヵ月ぶり高値と大幅続伸となったものの、対ドルでは反落に転じたことから、欧州量的緩和決定後の大量余剰マネーは利上げに向かう米国(2日NYダウは1万8288.63ドルの最高値)を除く世界株式市場に流入。この日のドル・円相場は持ち高調整の売りも指摘され一時1ドル=121円60銭台まで下げた。17-18日米FOMC(連邦公開市場委員会)を控えた米国市場では、NYダウが11日332.78ドル(1.85%)安の1万7662.94ドルと終値として今年最大の下げとなったが、ユーロの対ドル下落により11日独DAX指数は大幅反発し過去最高を更新(昨年10月安値8571.95から1万1805.99と37.7%の上昇だ)。欧州、日本・アジアに向かった格好となっている。朝方発表された1-3月期法人企業景気予測調査で大企業・全産業景況判断指数(BSI)はプラス1.9と昨年10−12月期プラス5.0やエコノミスト予想比で低下したが買い意欲が勝った格好となった。明日のメジャーSQ算出を控え仕掛け的な動きも指摘された。SQ後の動きが注目されることに・・。■業種別株価指数では33業種は31業種が上げ、石油・石炭製品、鉱業の2業種が小安くなったのみ。値上がり率上位5業種は1位保険3.38%、2位空運2.99、3位不動産、4位海運、5位銀行2.06%と不動産・金融が3業種、16位証券・商品先物は1.31%高、17位その他金融と金融・不動産が目立った。そして、6位医薬品1.79%、7位金属製品、8位陸運、10位小売、11位繊維製品、12位情報・通信・・と9位ゴム製品、13位精密機器、15位その他製造の輸出関連を挟み内需関連が続いた。 一方、値下がりは1位は紙パルプ0.37%、2位石油・石炭0.15%安。そして、値上がり率下位順で1位鉱業0.04%高、2位ガス・電気0.35%を挟み3位卸売0.57%、4位非鉄金属とNY原油先物が4日続落し2月26日以来の安値水準となったことや非鉄金属市況安が関連業種の売り材料となったもよう。

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◆ガイシ(5333)が反発。前日に乗せてきた長期相場を示唆する200日線から上値を追う構えとなっている。11日に「ディーゼル車排ガス浄化用セラミックの需要拡大に対応するため、ポーランドの製造子会社の第2工場を建設する」と発表したことが材料視されている。8月に着工し、17年1月から生産を開始する予定。設備投資額は約170億円で粒子状物質(PM)除去装置(DPF)を量産、炭化ケイ素(SiC)製DPFの生産能力を既存拠点と併せ約30%増強する。世界的な排ガス規制強化でDPFの需要が拡大していることに対応する。とした。株価は1月からは長期相場を示唆する52週移動平均線を割り込む場面がみられ、2月5日には2071円と昨年5月以来の安値と沈んだ。ただ、前週には52週線を回復、この日は短・中・長期線を上回ってきた。上昇展開のきっかけとなるか?注目される。●サカタタネ(1377)が反発。好決算発表後、調整色を強めていたが再び上値をうかがう格好に。1月に発表した15年5月期上期連結決算は売上高が前年同期比8.4%増の263億円、営業利益は野菜種子売上増による売上総利益改善が貢献し48%増の32.3億円だった。経常利益は為替差益4.04億円が発生し69.5%増の39.64億円と大幅増に。アジア向けの輸出好調や北米やブラジルで高採算の野菜種子販売を伸ばし全体収益を押し上げた。株価は決算発表翌日に00年9月以来14年4ヵ月ぶり高値水準を付けたこともあって、その後、利益確定売りに調整色を強めていた。しかし、75日線に下支えされ、3月に入り一時2000円台を回復する場面があるなど上昇基調が続いていることを確認した格好となった。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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