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2009/07/15

◆日経平均は7円高の9269円と小幅続伸。前日に10日ぶりに反発に転じたものの、買い方に勢いはない。TOPIXは小幅反落で終った。14日の米国株高、1ドル=93円台央のやや円安、引け後の米半導体最大手インテルの好決算発表・・を受け、東京市場はエレクトロニクス株を初め買い気配でスタートした。が、買い一巡後は先物から売りが先行、次第に上値は重くなっていった。後場は小動きで終始した。

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◆海外の高速鉄道インフラ整備関連株として日車両(7102)、日信号(6741)などとともに当欄注目株とした東洋電(6505)が21円安の659円と急反落。一時は100円安の580円ストップ安に売られる場面もあった。14日大引け後に発表の前09年5月期連結最終利益が前の期比81%減の1億300万円と大幅減益だったことから、見切り売りなどが広がったというが、いかにも弱気相場を象徴したハプニングいえる。保有株の評価損などを特別損失として計上したことが主因という。売上高は12.9%減ったが、鉄道車両用電機部品が好調に推移したという。今期営業利益予想は前期比7%減で、予想PER13.6倍には割高感は強い。が、ストップ安とは勢いだけで下げたことか。ただ、7月高値で好材料はかなり織り込んだといえる。

◆全般厳しい相場環境が続くなか、当欄も、買いは限定的としている。先に紹介した消費関連株の一角から、靴の卸・小売チェーンで期待のABCマート(2670)は200日線、52週線に上値を抑えられる格好が前週から続いている。全般相場にガラがきた場合、2割弱の急落があっても不思議ない形。買いはその時まで待ちたい。■逆に、200日線、52週線が下値サポートラインとして機能しているのはCCC(4756)、マクドナルドHD(2702)、75日線と52週線に下支えられるかどうか分岐点にあるのが吉野家HD(9861)。

◆介護関連株の星取表は5勝2敗1分け、まあよしとするレベル。最大手のニチイ学館 (9792)は1000円定着に向けた動きが続いている。もちろん、全般急を告げる場面となれば、波乱は予想される。2割安はあっても不思議ない。が、そのときは、今10年3月期から業容拡大に向かうなか、買い場を探す姿勢で臨みたい。■そして、突っ込み狙いの目玉は介護付き有料老人ホーム「アミーユ」を主力事業とするメッセージ(2400)だ。直近は25日線上に下値を切り上げているが、決して、出来高が多い銘柄ではなく、気配だけで下げる場面も予想される。が、日足、週足とも「順」線となっており、2割、3割安は突っ込み狙いチャンスとみる。同社は、部屋数では業界トップだ。今10年3月期業績予想は前期比14%増収、17%経常増益、13%最終増益予想と2ケタ増収増益に復帰する見通しで、予想PERは14倍台と割安感が強い。そして、介護付き老人ホーム事業に関して、来年度は地方自治体の総量規制が緩和される見通しにあり、開設余地が拡大する見込みだ。また、総量規制のない高齢者専用賃貸住宅「Cアミーユ」の新規開設にも注力することで、業容は一段と拡大する見通しにある。株価は、昨年10月に上場来安値を付けた後、介護報酬引き上げの追い風を背に、上昇基調に転換。上値を追ってきたところだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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