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2005/07/04

◆中国上海総合株価指数はきょうも下落し再び52週安値をうかがう格好だ。逆に、インドNUFTY指数は連日で52週来高値を更新。投資バブル不安とデフレ懸念の中国、一方は対照的に好調が続くインドとの明暗が際立っている。日本市場では平均株価からジャスダック市場など新興市場までじりじりと上昇、派手ではないが頑強な展開が続いている。日本の場合は、直近4日連続で海外投資家の買い注文株数が売り注文を上回っている(需給の好転)。6月調査の日銀「短観」で小売業の景況感の改善がうかがえた上、11ヶ月ぶりの円安進展(設定社内レートを上回って円安が進む自動車、電機など輸出関連各社の業績増額修正期待の拡がり)、頼みの綱の米国の景気後退懸念が薄れていることなどがプラス要因。一方、騰落レシオが先週末まで3日連続で120%超となるなど、市場にはテクニカルな過熱感がありとの発信もみられ、依然としてどんどん買っていく状況になりそうにはない。みずほFG(8411)はきょうも一時50万円割れがあった。ただ、メガバンクは足元方向感のない展開、と言い切るには期待感が残る。

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◆消費者金融などノンバンク株がしっかり。本欄では三洋信販(8573)を中心にすえているが、うねりは大きく上値を買うと利食い売りまでの時間が大変となる。しかし、02年11月の上場来安値1881円からの反騰ぶりは頼もしい。引き続き中期強気銘柄に指名。◎評価が難しいのはOMCカード(8258)。本欄では再建を再生機構にゆだねた親会社ダイエー(8263)から同社はスピンアウトし、所属先が変わることを前提に買いを推奨してきたからだ。しかし、ダイエーが手放さないということで、展望が見えなくなっている。ただ、チャートは26週移動平均線を下値抵抗ラインとする下値切り上げのパターンにあり、1300円台の後半を突破すれば、上昇ピッチが加速する煮詰まった格好となっている。8カ月超の高値もみあいだけに、上下どちらか放れた方に付くべきか。

◆自動車では軽自動車の好調が続くトヨタ傘下・ダイハツ(7262)。直近大きく水準を上げたので、突っ込みを待つ格好だが、昨夏以降の頑固な上値関門だった900円処が強力な今度は下値サポートラインとなるとみて強気で拾いたい。◎自動車部品では三桜工(6584)。3月以来800円が頑強な上値関門だが、200日線タッチで底入れ反転。好業績・割安株として買い推奨する。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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