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2007/11/08

◆8日、東京市場は大幅安で5日続落。日経平均株価は一時9月11日の二番底にあと16円と急接近する場面があり、結局、2.02%下落。TOPIXは2.55%下げた。サブプライム住宅ローンによる損失が相次いで判明し7日の米国株が大幅に下落した上、円が1ドル=112円台に上昇したことが弱気心理を膨らませた。また、寄り前に発表された機械受注統計が市場予想を大幅に下回ったことも響いた。後場には、アジア株の大幅安が伝わったことが嫌気された。■アジア開場11市場+太平洋2市場の星取表はこの日、0勝13敗で終った!しかも、日本株が2%台の下落率だったのに対し、中国・上海総合が4.85%下げたほか、韓・台・香港が3%台の大幅下げとなった。「よく上がったから、よく下がった」ともいえ、上がるも下がるもメリハリのない模様眺め気分が強い日本市場とはここでも一線を画した格好だ。

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◆日経平均は9月安値を割るかが小さなポイントで、8月17日の1万5262円が重要ポイント。長期基調を測る24カ月移動平均線に対するマイナスかい離率は5.4%まで拡大してきた。東証1部市場の値上がり率ランキングでトップとなった1部時価総額上位30銘柄中、値上がりはわずか1、ヤフー(4689)のみ。<市場最高値を更新し続けた海外主要国市場だけに、下げもまた急となる。が、ろくに上げてもいない東京市場だけに、下げも限定的となる>との見方に立てば、定番ではあるが、急落場面での目先買いは逆行高銘柄に付くこと{三井松島(1518)、1部銘柄で唯一年初来高値を更新した新東京タワー関連の東武ストア(8274)、出遅れ消費関連好業績銘柄のマルエツ(8178)}。突っ込狙いは、まず好業績・割安株から、次に、テーマ関連株、中期注目株の順となる

◆だが、いつもと違った風景が新興市場の東証マザーズ、大証ヘラクレス市場にはあった。ジャスダック平均は6日続落し2年10カ月ぶり安値を記録したが、マザーズ指数が4日ぶりに反発し、ヘラクレス指数は6日ぶりに反発した。1部市場が大幅安した日には値上がりが数銘柄しかないのが当たり前のこの2市場で、時価総額上位30銘柄星取表は、マザーズが17勝12敗1分け、ヘラクレスは19章1敗と、値上がり銘柄数が値下がりを上回ったのだ!ネット関連株と不動産ファンド株がその中心だが、新興市場銘柄は昨年1月天井から今年9月安値まで地獄の下げをみた。そして、9月下旬から10月下旬にかけ急騰した後、調整場面にあった。海外投資家の持株比率が低いかゼロで売りが出にくい銘柄が多いうえ、ネット関連株は米国でしっかり組みに属す。材料・チャート面からピックアップしたいのは、●ACCESS(4813・マザ)。米グーグルの携帯基本ソフト無償提供報道が伝わり、6、7日と連続ストップ安した後、アナリストの格上げもあり逆にストップ高した。50万円台の上値関門突破なるかがポイント。●ぐるなび(2440・ヘラ)は通期業績予想を増額、安値からは倍化したが20万水準をあっさり上抜くようだと追撃買い。また、●ビックカメラ(3048・ジャス)は、ベスト電器をめぐりヤマダ電と争奪戦を演じそうだが、今期業績増額期待のある北京五輪関連株として、上昇基調継続が見込まれる。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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