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2005/02/01

◆平均株価はきょう3度、1万1400円台に乗せる場面があったものの、終値はわずか及ばず小反落となった。朝方は前日の米国株高を受け堅調も、午後は1〜2日にかけての米FOMC(連邦公開市場委員会)後の動向を見極めたいと模様眺め気分が広がった。マザーズ市場では、タカラバイオ(4974・マザ)が86万円のストップ高で上場来高値を更新した後一転売りが優勢となり逆にストップ安となったことでバイオベンチャー株から崩れ指数は4日ぶりに反落した。そーせい(4565・マザ)は12月安値から1月高値までの上げ幅の3分の1以上を消した。もう少し需給面での波乱が続きそうだが、58万円が半値押し水準だと買いを意識して今後の展開を見つめたい。一方、ジャスダック市場は好業績銘柄中心に物色意欲は旺盛で続伸。きょう1部市場出来高が半日取引を除き100日連続で10億株超となったが、これは海外投資家と個人投資家の力。■日経紙面を決算発表の数字が埋め尽くしはじめたが、ハイテク株では減額修正に反応が鈍く、増額修正に好反応という状況が見られる。きのうの発表では東芝、TDK、三洋電、パイオニアなどが厳しい04年4〜12月期決算となり、三洋電以外の3社は今3月期通期予想を減額修正した。しかし、経常益ゼロとしたパイオニア以外は直近安値を下回ることはなかった。決算発表が始まった1月下旬にかけ業績悪化を先取りして大きく売られていたことから、発表で悪材料出尽くし感が広がっているようだ。

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◆みずほFG(8411)が終値で1月11日以来の50万円台乗せ。日足は寄り引け50万1000円の同値。あすの動きに注目。ここからの銀行株は不良債権処理終了後の儲ける仕組みをどう構築するかポイントだが、さて・・◎戻り高値更新の西松建(1820)はM&Aレシオで買えるトップ銘柄。◎共栄タンカー(9130)は特定仕手筋介入説あり高値波乱局面が続きそうだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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