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2007/02/07

◆日経平均は下げ幅を縮小したものの反落し、25日移動平均線を1月11日以来ほぼ1カ月ぶりに割り込んだ。下げがきついのは半導体関連株、(液晶関連の)ガラス・土石株、機械株などで21業種が下げた(上げたのは12業種)。市場ではG7を控えて円高圧力がかかるのでは?との懸念から電機株を中心に下げているという。半導体関連株の場合はそれに加えて、市況下落により半導体メーカーの設備投資意欲が低下するとの見方から業績を懸念した売りが広がり、厳しい下げとなっているもの。■例えば、試験装置大手のアドテスト(6857)。チャートを見れば、当面は戻り売りパターンになっていることがよくわかる。年初大発会こそ寄り付き直後に6840円をつけ昨年4月24日以来の高値と、好発進した。が、結局、翌日も続落。今年第1週の週足は陰線となった。これは、新日鉄(5401)も同様だったが、新日鉄は2週目〜3週目を620円台で底堅く推移し連続陽線となった。一方、アドテストは2週目6400円台で踏みとどまったものの陰線となり、3週目からはほぼ一本調子の下げで、年明けから先週まで5週連続週足陰線となった。そして、今週も下げ足を早めている。●本欄の市場体温計候補だった東芝(6502)も、主力の半導体フラッシュメモリーの工場新設計画を延期したこともあり、この日は728円安値まで下げ1月15日に付けた昨年9月4日以来の高値828円からちょうど100円下げで、200日線を割り込んだ。昨年7月以降、200日線割れは好買い場となってきたが、今回はどうか?(厳しいだろう)

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◆前号チェックした電力セクターの読み方として大手証券ストラテジストは、「電力株は高配当利回り株ではない。『10年もの国債の利回りが年1.7%あるのに、わざわざ年1.4%の配当利回りを求めて東電を買う個人投資家が多いとは考えにくい』。M&A関連株である」と指摘している。欧州では昨年発表されたM&A金額上位の1、2、6位が電力・ガスの買収だという。ちなみに、英国では電力会社6社中4社が外資系だそうだ。

◆さて、きょうの新日鉄は11円安まであって結局2円高に切り返して終った。昨年11月21日の476円から257円高(54%上昇)した後のこの動き、「終りへの第1歩ではなく、始まりへの号砲か?」。もちろん、7日付けでゴールドマン・サックス証券のアナリストは投資判断を「中立」から「売り」に引き下げ、目標株価629円を据え置くなど判断転換の動きも出てきた。●新日鉄群団銘柄では、昨年来高値に顔あわせした新和海運(9110)や群団中の出遅れ株・黒崎播磨(5352)の上昇基調に強きしよう!

◆好チャートと紹介してきたNTT(9432)を、前号で「12年ぶり固定電話増収が見えてきた。上放れ開始前夜とみた買い推奨!」としたが、きょう01年8月以来5年半ぶり高値を付けた。投資家をジリジリさせながら一気高したここから、追撃買いしたい。

◆本欄主力で筆者地元銘柄の東急(9005)が不動産株高に押され復活した。913円は93年9月以来13年5カ月ぶりの高値だ。感謝!といっても、ゴールはまだ先だ!長年休んだのだから、上にも大きい?●ビル・マンション管理大手の東急コミュ(4711)もここから上場来高値更新、一段高が狙えそうだ!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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