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2005/10/05

◆平均株価は小幅安で終った。が、高値警戒感が次第に市場を覆いつつあり、上値は重かった。TOPIX業種別指数を使って、8月8日を基点とし9月29日〜10月5日のいずれかに示現した高値までの業種別値上がり率をチェックすると、1位・鉄鋼58.4%、2位・銀行43.9%となり、証券37.0%、非鉄金属35.6%、損保33.0%、石油・石炭32.8%、商社31.7%、不動産30.2%・・と、内需・エネルギー・金融が上位となった。そして、本欄強気の輸送機器(自動車関連)は23.3%。精密機器19.6%、医薬品は18.4%で電気機器は14.8%となっている。そして、後者の4業種はいずれもきょうが高値だ。やはり、ここから3〜5週間調整があり、その間は自動車関連、電機機器、薬品の3業種がつなぎ役を務める?かどうかが注目点となりそうだ。ちなみに、野村証券の4日付けテクニカル分析メモでは、電機株は、「昨年央からのボックス相場を上放れから上昇ピッチが加速した形となっている」という。ただし、目先1800〜1900(きょうは高値1847)には上値レジスタンス(抵抗)が控えているとしている。つまり、電機セクターもつなぎ役を果たしきれない恐れがあるということだ。◆それでは、主役不在の模様眺め気分の強い展開か?きょうは、平均株価は数字上では頑強だったが、値下がり銘柄数の1100超など買い疲れ感がうかがえる。高値警戒心が強い中での調整局面では、この葉はカサッと音がしただけで一斉にあわて飛び゙立つ鳥のように、急降下する場面もでてこよう。しかし、ここまで「利食い千人力」できた投資家には波乱は歓迎するところであろう。■ただ、困ったことに、ここからの調整鏡面での市場体温計にふさわしい銘柄を筆者はまだ得ていない。かわりに自動車関連小型株から目先はともかく中長期注目株を選んだ(本当はインド進出済みで、好業績・割安・好チャートなどのうちの1項目に当てはまる銘柄!)。◎きょう年初来高値を更新したホンダ系で燃料噴射機器が拡大するPER15倍台のケーヒン(7251)。◎きのう本欄初登場しきょうも年初来高値を更新した、日立系で二輪車用電装品などを手掛ける国産電機(6992・2)は、26週線に下支えされ3月以降の上値ネックラインを突破。上げに弾みがつきそうだ。◎同じくきのう初めて登場しきょうも01年に上場して以来の上場来高値を更新したホンダ向けが主力の自動車プレス部品メーカー本郷(3425・ジャス)。今06年9月期はインドでの伸長が業績をけん引すると期待されている。◎9月に株式分割落ちしたばかりだが、業績がすこぶる好調な自動車向け抵抗溶接機器トップのOBARA(6877・ジャス)は中期買い場探し場面を迎えつつある。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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