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2007/07/13

◆自分で走れないナサケナイ日本株も4日ぶりに大幅反発。12日のNY市場急騰、世界同時株高に押し動かされた。アジア開場15市場で下げたのはスリランカのみで14勝1敗(中国は上海総合が反落したが、現在は上海シンセンCSI300指数を代表指数として採用)。日本は世界、いやアジアの新興国になんとか付いていった感じ。東証1部売買代金は3.1兆円と6月8日以来の高水準となったが、SQ算出に伴う増加分に助けられたもの。TOPIX業種別株価指数は、本欄注目株・日水(1332)が調整中で手掛り難の農水産と円高・減価償却費に苦戦の紙・パ2業種が下げただけで31業種が上げた。週明けから28日まで、参院選挙戦のさなか。米国では、第2四半期(4〜6月)決算の発表が本格化する。本欄は米住宅問題から景気・株式市場が決定的な景気・株価方向反転にはつながらない、とのみかたをとってきた。サブプライム問題でヘッジファンドの連鎖倒産拡大に至らなければ、強気の姿勢を崩す必要はなく、総論、(24カ月移動平均線を割り込んだ後、再びプラスかい離を回復できない銘柄を除き)押し目買いを継続する。

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◆目立ったのは、三井物(8031)、三菱商(8058)など上場来高値銘柄続出の総合商社株、商船三井(9104)、川船(9107)が上場来高値となった海運株 第一汽船(9132)は1部値上がり率10位となり、中小海運の目先筋人気は依然高い。商社、海運株は、新興国にリードされる格好で世界景気が順調、世界国際商品市況高が続く、資源開発が急、海上輸送活発で依然上昇基調・・業績好望視されるが、(市況産業色が強いため)PER10倍台と割安感があること。良好なテクニカル面も後押しする。

◆原子力関連株は今週の「原発バルブ」とも言うべき「狂する状況」があったため、当面、調整は不可避、様子見。ただ、「聞いたこともない銘柄が出てきた」といわずに、自分で企業のホームページや「有価証券報告書」をチェックすれば、「聞いたこともない銘柄」が、原子力発電所建設のコア技術やコア部材を握っていることなどが知れる。なかで、売上高に対する原子力関連の構成比率が高い銘柄、単品よりも「危険な原子力」を「安全な原子力」にするためのメンテナンス部門を保有する企業を重要視していけば、何故高人気となったか・・などが納得できよう。日製鋼(5631)、岡野バルブ(6492・東2)、トウアバルブ(6466・東2)・・はその意味でチャート好転までどのような波動を描くか、思惑株代表の木村化工(6378)、筆者年間注目株の東芝プラシス(1983)や主力の東芝(6502)とともにウォッチングしたい。

◆国内で見直しの動きが出てきた「ディーゼル車」関連株がイビデン(4062)、ガイシ(5333)、いすゞ(7202)中心に人気化。本欄はデンソー(6902)と三桜工(6584)を指名。●三桜工はPER割安・好チャート株で強気!排ガス再循環装置(EGR)とコモンレール(燃料噴射装置)用部材を手がける。■中国郵政集団−郵政公社との提携で三角形を描き中国事業拡大を期待されるのが山九(9065)。新日鉄−中国との絡みでも同社が絡んだが、超長期線の24カ月移動平均線に下支えられ、5月安値544円を基点に浮上し始めた。PERは16倍台と割安感が強い。4月高値671円が待ち受けるが、これを突破できれば、730〜750円達成は十分可能とみる。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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