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2006/09/29

◆29日、9月中間期末の日経平均は2時20分ころから「お化粧買い」が入り、高値引けとなった。月足は55円の陽線となり、上に287円のヒゲ、下に559円の下ヒゲを引いた。6〜7月の下ヒゲが長く幅の小さな陰線2本に続き、8月は1100円近い太くて力強い陽線を記録したうえ、なおいい月足を引いた。米国株高にけん引された世界同時株高の一環として買われたものではあるが、「10月以降の相場に期待してもいい」といっているのだ。足取りはおぼつかないが、次第に力強さを増すと見てよい。引き続き12カ月移動平均線、52週線及び週足ベースの一目均衡表「雲」上限が下支えした頑強な展開が続いているのだから。■週明け2日に発表の9月の日銀「短観」では、大企業製造業のDIは横ばいと見られる。相場をもう一段上に活かすには新たな材料が欲しいところだ。

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◆では、下半期入りする10月以降の相場をけん引するエンジンは?●新日鉄(5401)か?6月安値から9月高値までをけん引した相場の値幅調整はほぼ終了したものの、日柄調整はまだ終っていない。もう少し様子をうかがいつつ“時”を待ちたい。●みずほFG(8411)は3カ月連続月足陰線だが、12カ月線が下支えし、52週線を割り込み下放れかかった週足ベースでは、一目均衡表「雲」上限が下支えし底割れは回避した。6月安値を下回らず、切り返しの機会をうかがっている。●08年世界生産トップをうかがうトヨタ自(7203)は4月高値更新に向け強気を堅持。6月安値以降、52週線及び週足一目均衡表「雲」上限沿いの右肩上がりのチャートにあり、来春相場に向けて市場体温計銘柄として復活しそうだ。

◆東急(9005)は6月には627円安値まで下落しがっかりさせられた。しかし、810円台まで戻してきた。4月高値の信用期日を控えたここで13週、26週、52週移動平均線が740円台で収斂(しゅうれん)してきた。株価が移動平均線より10%上にあるここは、ほかの電鉄株とともに、年末に向かう相場の主役を演じることになりそうだ。ここからの相場で879円を抜けきれずに反落するようだと、三尊天井を形成し、先安感を広げることになる。●7月年初来安値704円から反騰に転じ1100円台まで回復してきたのは東急不(8815)。13、26、52週線が950円台で収斂(しゅうれん)、今週、2月以来の戻り高値を更新した。東急、東急不は引き続き中期強気で臨む。

◆今週月曜日、買い推奨したのは予想通り28日の決算発表に併せて通期予想の増額修正を発表したパシフィックマネ(8902)は28.9万円の戻り高値に買われた。不動産関連株はセクターをやや強気とした。同社株も30万円台相場復活に期待したい。●「えんぴつで奥の細道」など写本ブームの広がりを背景に鉛筆が伸び業績が拡大中の三菱鉛筆(7976)が8月の戻り高値を更新した。不人気株が人気を得たここは、4月に付けた1530円の91年7月以来の高値突破から新たな相場入りが期待できそうだ。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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