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2014/03/14

◆14日、3月第2週末の東京株式市場は全面安となった。日経平均株価は次第安の厳しい展開となり、前日比488円32銭安の1万4327円66銭と大幅に3日続落し、2月14日以来1ヵ月ぶり安値水準で終了した。16日にロシア編入の是非を問うクリミアの住民投票を控え、ケリー米国務長官が投票実施に対して警告するなど米欧金融市場に緊張が走っておりNYダウは3日続落。リスク回避マネーが流入したNY円は対ドルで3日続伸した。米国では週明け18−19日にイエレンFRB議長が就任して初めてのFOMC(連邦準備制度理事会)が開かれる。FOMCは1月に続き資産買い入れ額の100億ドルの減額を決定し量的緩和縮小を継続する見通しにある。ウクライナ情勢、中国経済懸念が拭えないなか、円は東京でも1ドル=101円台後半とNY円と同水準で続伸スタートした後、4日以来の高値圏での膠着状態が続いた。■TOPIXも38.76ポイント安の1164.70と大幅に3日続落し、2月6日の安値となった。

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◆1部市場出来高はメジャーSQとあって前日比15億株強増の32億2565万株とほぼ倍増した。が、実質的には極端な薄商いに変わりはない。売買代金も前日の今年最低からほぼ倍増したが実質低水準が続く。時価総額、1749銘柄、全銘柄の実に98%弱が下げたため13兆7589億円減の412兆7868億円と大幅に3日連続で減少し、2月6日以来の低水準となった。●日経平均、TOPIXはこれまで記してきたように、2月5日安値後は中期線と長期線の中で下値を切り上げていた。が、1万4500円割れと同時にまず200日線を割り込んでしまった。ただ、52週線に対しては40円強割り込んだもので、俵に足が残った格好だが、まだ切り返すチャンスは残っている・・。

◆銘柄別値下がり率上位5銘柄は、1位がイーブック(3658)で269円(15.2%)安の1498円。13日引け後発表の14年1月期単独経常利益が前の期比4.0%減と従来予想を下回り、一転、減益で着地。15年1月期も41.5%減益見通しとなったことが嫌気された。●2位はVコマース(2491)83(8.1%)安の942円、1月29日の決算発表後は好材料出尽くし感から続落基調が続く。●3位は筆者故郷銘柄であり、高卒時にいったん就職試験を受けた四国電(9507)で129円(7.8%)安の1512円、不採用となり、大学受験に切り替えたことが今につながった私的恩義?のある会社だ。前日の原子力規制委での優先決定で九州電(9508)に敗れたことが売り材料となった。4位はPI(4290)、5位にはリブセンス(6054)が108円(7.4%)安の1353円で続いた。■ヤオコー(8279)は5円安の4700円引け。なお12日の上場来高値2755円は目と鼻の先の高値圏。週明け以降も高値圏で踏み止まることができるか?中期線とのかい離幅を埋めるか?週明けの動きに注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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