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2010/11/02

◆日経平均は前日比6円高の9159円と小反発したが、TOPIXは0.18ポイント安の803.12とわずかながら7連敗となった。前日は、アジア株急騰のなかも軟調推移となった東京市場だが、この日も、米国で2日に中間選挙(上院の3分の1、下院は全議席改選・大勢判明は日本時間3日午後であろうが、接戦となれば結果判明は遅れる)があり、結果が注目されているうえ、3日は東京市場が祝日休場、そして、米国では金融緩和策として国債5000億ドル買い入れなどと報じられているが、3日にはFOMC会合後の声明文発表があり、週末5日には米10月雇用統計の発表がある。ビッグイベントが続くことから、自力走行不能状態の東京市場に模様眺め気分は強く、日経平均は指数絡みでわずかに上昇はしたものの、日中値幅はわずかに49円と小幅にとどまった。米国でのビッグイベントは一段落するが、過剰流動性を背景に、ここまで続いてきた「いいとこ取りの相場」が終わるかどうかがここからの注目点となる?崩れ始めると一気!というのがマーケットの常、警戒したい。が、そんなことはお構いなしに、引き続き米国市場は、自国の経済指標や中国の経済指標、政策に反応した相場が続く可能性もある。そして、世界の株式市場が堅調展開を続けたとして、そんな時、すでに「蚊帳の外」状態の日本のマーケットはついていくことが出来る?1周遅れで付いていくランナーになりかねないか?

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◆シスメックス(6869)は52週線に下支えされ、上昇基調を刻んできた。この日、急反発し一時5690円を付けた。10月27日に2010年4−9月期連結業績予想の利益面を増額修正したが、休日明けの4日には上期決算発表と合わせて発表する通期連結業績予想の増額修正?を期待した買いが広がった。同社は検体検査機器大手で世界150カ国以上に展開する。上期は、対ユーロで想定よりも円高で推移するなど為替の影響はあったものの、国内並びに中国での販売が好調に推移、粗利益率が改善し販売費及び一般管理費の抑制もあって業績予想を修正した。株価は、09年2月に付けた2530円を、リーマンショック後安値2355円に対する二番底とした上昇基調が続いている。6月に続き10月後半相場でも下支えした52週移動平均線から上放れる格好となってきたここは、ロスカット価格を設定したうえで打診買いするか、もう一度52週線接近場面があれば拾いたい。 

◆一方、前号紹介の栄研化(4549)は上値切り下げ型チャートから脱出できるまで気長に対応したい。といっても、そんなに長く待たなくても良い?連結経常利益は横ばいが続き無人気だ。が、有利子負債はゼロで、今期予想PERは13倍台。PBR(純資産倍率)は0.89と1倍割れ。2位の大株主大塚製薬グループの持株会社が年内上場予定にある。●メッセージ(2400)は10月29日号で紹介したが、20万6500円まで上げ、200日線や52週線から浮上、うまく6月の年初来高値21万5400円突破ができるか、それとも、21万円台の壁に阻まれるか、もう少し先に正念場が待っている。下値支持線接近場面を買うか、21万円台を吹っ切れたところから挑戦するか、引き続き、期待しつつウォチングを継続しよう。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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