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2005/08/08

◆郵政関連法案が参院本会議で否決され、小泉首相は衆院を解散。総選挙へ。投票日は5週間後の9月11日。法案反対議員は党公認せずという。分裂選挙の自民党の政権維持は微妙で、持論通り「自民党をぶっ壊した」。もっとも、数を頼みの寄り合い所帯民主党はもともと分裂含み。政権交代を目指すが、党内抗争激化の可能性も。結果、政界再々編の流れとなろう。資本・金融市場では、債券が下落し、円安ドル高となったものの、株式市場は朝方売り込まれたものの、郵政民営化関連法案の投票結果が判明する前から下げ幅を縮小し、結局、3日ぶりの反発となった。

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◆政治空白を嫌気する声はあるが、平均株価が一時1万2000円台乗せした3日から1万1600円割れ寸前までの急落で、悪材料は相当織り込まれた。選挙期間中は選挙結果とその後の政局運営を気にしてブレーキがかかりやすい相場展開となろうが、その分相場は練られる、と先行きいい方向に考えたい。消費は選択が進み全般的な好調感から遠いものとなりそうだが、その分伸びる分野への注目度は高まる。また、設備投資増が景気をリードする。大手証券ストラテジストは、今3月期企業業績は「踊り場を脱却し再度の拡大基調に乗った」、連結経常利益10%増益が見えてきたと、の見方を披露している。

◆足元、株価は発表中の3月期決算企業の4〜6月期決算と6月期、12月期企業の本決算並びに中間決算の修正方向で明暗を分ける。◎筆者年間注目株ラサ工(4022)は先週末発表の主力の300ミリウエハの受注未達を受け、9月中間期及び3月期通期見通しを減額修正。これが嫌気され300円割れ、今年最安値を更新してしまった。ただ、下期にIT分野在庫調整の終了との観測があるとして下期の修正は行わなかった。株価のクセの悪さに悩まされたが、中長期強気は不変。目先リバウンド後の調整を待ちたい。◎一方、TPR(6463)は1Q悪化で売られ1200円割れで寄り付いたものの、通期業績増額を評価した買いが優勢となり、7月27日の直近戻り高値を更新。上放れに期待!◎ツムラ(4540)が切り返し、膨大な含み資産が収益を生んでいる片倉(3001)は連日で逆行高し91年6月以来の2000円相場が見えてきた。ともに急騰しては調整する上昇パターンに買いエネルギーは枯れず。◎携帯関連では、インデックス(4835・ジャス)が30万円割れで下値が限定的となり押し目買いが入ってきた。◎年初来高値から1割下で頑強なサイバード(4823・ジャス)やJストリーム(4308・マザ)とともに中期注目!◎じわりと戻り高値更新の奥村組(1833)は中期強気不変。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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