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2012/06/29

2日、3日は休載させていただきます

◆29日夜、欧州から、「フランスのオランド大統領を中心に欧州の首脳らは、債務危機への対策として緊縮財政を第1に据えるドイツの教条主義に叛旗を翻し、スペイン、とイタリアのための支援条件の緩和を勝ち取った」(ブルームバーグ)というニュースが届いた。6月最終商いとなるこの日、日経平均は132円高の9006円と5月10日以来の9000円台を回復して終了した。4日の年初来安値8238円からは768円(9.3%)のリバウンドで4週連続上昇し、長期相場の動きを示唆する52週線突破にあと22円と迫った。大いなる悲観の裏返しであり、ヘッジファンドの買い戻しが上げ幅を拡大した格好だ。もっとも、スペイン、イタリア国債を支えるための詳細はこれからまとめることになる。なお、紆余曲折はありそうだ。譲歩に追い込まれたメルケル・ドイツ首相の動きとあわせ、何が解決し、何がなお課題であり壁となるのか見つめ続ける必要がありそうだ。今、欧州、米国、中国経済は減速中であり、回復への道筋をどう付けていくのかも課題だ。世界の各種マーケットがどう展開するのか?7月相場は好ダッシュが予想されるが、予断なくウォッチしていかねばなるまい。 

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◆内需関連中心としてきた当欄だが、週明け以降のマーケットと足元景気を見直し、ギアチェンジする必要ならばそうしなければならない。

◆注意したいのは、ハードディスク駆動装置(HDD)関連株。TDK(6762)はこの日で9日連続安。前場寄り付き直後に一気に180円安の3055円まで下落。4日に付けた年初来安値3115円を更新した。ただ、その後は、円が対ユーロで下げに転じたことから、輸出株全般に買い戻しなどが広がり、3220円を付けるなど下げ幅を縮小した。なぜ、下げたか?は、直近で、HDDを使わないタブレット端末(多機能携帯端末)市場に米マイクロソフトやグーグルが相次ぎ参入を発表したことがきっかけ。同社はハードディスク駆動装置(HDD)向け磁気ヘッドを手掛けており、HDDの在庫が増加するとの懸念が重しとなったもの。●HDD用精密モーターを手掛ける日電産(6594)も6020円と続落、昨年10月以来約8カ月ぶりの安値をつけるなど、同様に連日で年初来安値を更新。その後、円安に輸出関連株が上昇していったことから、両社株とも下げ幅を大きく縮小していった。が、リバウンド相場にとどまり、戻り待ちの売りが先行き上値の重しとなる可能性が高いとみている。●

◆もっとも、マクドナルド(2702)は調整色を強めそうだが、コスモス薬品(3349)は05年の権利落ち前高値の壁の相当部分まで上げてきた。引き続き、「利益確定売り」としたい。●西武の再上場接近から思惑株として、西武の株主でもある京急(9006)が750円の3月戻り高値をクリアできればウォッチング銘柄としたい。なだ、右肩下がりのチャートだが・・。 

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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