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2016/01/28

◆日経平均株価は前日比122円47銭(0.7%)安の1万7041円45銭と反落した。前日の米FOMCでは「昨年末から米経済成長は鈍化した」と判断を下方修正したが、金融政策の現状を維持したことから米国株は急反落、NY円は118円台後半へと続落。東京でも明日の日銀金融政策決定会合を控え、円は続落推移となり、前場後半には1万7235円台のこの日高値を付け、後場寄り後過ぎまでプラス圏で推移した。その後失速も、14時台にもプラス圏回復場面があったものの投資家心理は高まず、引けにかけ利益確定売りが優勢となっていった。

 業種別株価指数は値下り25業種、値上がりは前日全33業種上昇から一転し8業種にとどまった。値下がり率上位には1位鉄鋼3.57%の急反落、2位鉱業2.52%、3位海運2.51%、4位の電気機器2.40%を挟み、5位非鉄金属1.98%安・・と資源・市況絡みセクターが続いた。一方、値上がり率上位は、水産・農林業1.40%の続伸、2位食料品1.32%、3位空運0.98%、4位情報・通信0.63%、5位ゴム製品0.39%のいづれも続伸・・。

 電気機器は、米アップルが26日に発表した2016年1〜3月期売上高が、前年同期比1割近く下回る見通しだったと発表したことから成長鈍化が嫌気され、株価が27日に約6%下落したこととから、TDK(6762)、太陽誘電(6976)が大幅安となるなどアップル関連銘柄にも連想売りが広がり、下げ幅を拡大し相場の重しとなった。

 値下り銘柄は56.6%の1095、値上がりは38.9%の753、変わらずは87となり、騰落レシオは65.9と26日の大幅落ち込みもあり2日連続で上昇した。

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◆厳しい展開が続くなか、筆者の中核銘柄30も値上がりはトヨタ(7203)が終値2円高の6883円、ダイキン(6367)24円高の6367円、住友林業(1911)11円高の1461円、JR東海(9022)、JR東日本(9020)、二トリ(9843)160円高の9480円、Rフィールド(2910)47円高の2995円の7銘柄があるのみ・・。星野Rリート(3287)は1万円安の115.3万円と5日ぶりに反落した。

 そんななか、大東建託(1887)は90円高の1万4685円と5日続伸。後場後半には1万4850円と続伸し7日に付けた昨年来高値を更新した。朝方から売りが先行したものの、前場引け直前に小幅高に転じ、前引け後に発表した経常2ケタ伸長の好決算が好感されたもの。

 2016年3月期第3四半期累計(15年4月〜12月)連結決算で、売上高が前年同期比5.9%増1兆496億8800万円、経常利益は同16.1%増の910.61億円と増収2ケタ増益着地となったことが買いを誘った。住宅業界では消費税率引き上げに伴う反動減の影響が薄れており、新設住宅着工戸数が堅調に推移した。

 同社グループの主力である賃貸住宅分野は前年同期比7.9%増加となった。建設部門は豊富な受注工事残高を背景に工事が進捗し、不動産部門は賃貸経営受託システムによる一括借上物件が増加した。

 今後の市場動向についても、昨年1月施行の改正相続税法を受け土地所有者の資産活用ニーズの高まりに加え、金利が低水準で安定していることもあり賃貸建物の建築需要は底堅く推移し、賃貸建物への入居需要も引き続き活発な推移が見込まれるとしている。飛びつき買いはともかく、昨秋の52週移動平均線回復、2010年以降長期にわたる24ヵ月移動平均線沿いの上昇基調にあり、ここから14年11月の最高値1万5405円更新に向けた相場に挑戦していきたい!

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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