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2005/12/27

◆TOPIX業種別指数33中で値上がりは3業種のみ。空運のほかは前日のセブン&I(3382)によるミレアニム統合が象徴する消費者関連業界の再編・統合、そして淘汰時代入りに絡むセクター。つまり、小売り、ノンバンクの2業種だった。値下がり銘柄数は1100超。朝寄り付き前の外資系証券の注文状況は先週までとは一変。6日連続で買い越しとなったが、きのうもきょうも売買注文株数は急減している。きょうは売り株数わずか900万株。一方、買いも1340万株止まり。もっとも、出来高は18.1億株と低水準だが、売買代金は2兆1260億円と依然高水準である。きょう下げた理由として、(1)東証が「信用取引の規制を強化する」との一部報道があった。(2)きのう、平均株価が5年ぶりに1万6000円台を回復したことで利益確定売りが出やすくなっていた。(3)そして、きょうが受け渡しベースでの年内相場最終日であったことから、証券会社の自己売買部門の手仕舞い売りが出やすかったこと・・などが上げられる。そして、正月前に餅つきよろしく杵のごとく相場も上下しただけということであろう。■年明けは大発会を入れ5日間営業となるが、本欄の懸念はズルズルっと連続安で始まることだ。89年末から90年年明け相場をつい思い出すが、「年寄りの冷や水」ですめばいいのだが・・。まあ、あの時ほど買い急いでなく、あの時のように「90年代は日本経済の黄金時代!」なんておごった見方はどこにも見えず、むしろ、「人口減少時代に入ってしまった。どうしよう」なんて気分が広がる中では、新年相場にそう悲観的になる必要はないといえる。

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◆新年も、市場体温計として◎みずほFG(8411)、◎新日鉄(5401)、トヨタ(7203)、そして、市場体温計候補は引き続きソニー(6758)を指名する。日本エレクトロニクス産業ではこれからM&A時代入りが予想される。業界再編・統合が市場の話題を集める日はそう遠くない。一方、自動車産業は、トヨタが新年には米GMを一気に追い抜き世界生産NO1となることで、エレクトロニクス産業に変り、日本の産業をリードするセクターとなる。そんななかPER割安見直しの動きは継続すると見ており、その象徴として市場体温計とする。本欄では昨年春から連続して「自動車関連株の差別的評価打倒」をかかげ、自動車株を前面に押し出し紹介してきたが、新年もまた、先頭に(市場体温計のトヨタではなく)デンソー(6902)を推し立て、新成長株として中長期推奨していく。もちろん、ハイテク・エレクトロニクスは裾野が広い。十把ひとからげにするわけにはいかない。また、新興市場には新タイプの銘柄が相次ぎ上場している。なかで、きょう3350円の年初来高値をつけた浜松ホト(6965)に継続注目。新たな展開を見せてくれそうな1284円の年初来高値をつけたイノテック(9880・ジャス)。バイオ・医薬では、きのうストップ高したLTTバイオ(4566・マザ)、きょう年初来安値を付けたそーせい(4565・マザ)、アンジェス(4563・マザ)。そして、ツムラ(4540)。きょう目先上値突破の三井鉱(3315)や小杉産業(8146)に年間注目。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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