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2012/04/24

◆楽天球団の投手コーチは元阪急ブレーブス投手の佐藤義則氏。昨23日のNHKテレビ番組「プロフェショナル」でコーチングぶりが紹介されまたまた感心してしまった。筆者は野球を見るのは大好きだがソフトボールなど球技をするのはまるでダメ・・。小学後半から高校時代にかけてもっぱらプロ野球のラジオ放送を聴いて育った。しかし、ソフトボールの試合には絶対人数が足りない山村だけに、いやいやでも狩り出された。ライトで8番ならぬ9番バッター。山あいの小さな小・中学校だけにグランドは小さな長方形。ライトは1塁と2塁の間で守ることになる。きたボールを少々はじいても、1塁、2塁はすぐ傍にありなんとか間に合いアウトに出来る。が、トンネルしてはよく叱られた。打つほうもボールが怖いのだから空振り三振のヤマ。ならば、振るなといわれ、もっぱらフォアボールで1塁を稼ぐことに。毎日、山の小学校を往復し、中学校では隣村まで片道5キロを往復する日々が続いたことから、走るのはそこそこ自信があった。しかし、自分でするよりも、月刊マンガ誌で野球記事を見るのが好きだったし、電波状態が少々悪くてもオールスター戦をラジオで聞くのが好きだった。パリーグの選手がラジオに登場するのはこんな時しかない。シーズン中のラジオ放送は巨人の試合ばかり。もっぱら、自分で勝手にルールをつくったサイコロ野球の実況中継で遊んだとは、以前、当欄で記した。もちろん、ホームチームはミサイル打線の大毎オリオンズだった。■今でも、野球に関する薀蓄(うんちく)を傾けるのは大好き。金曜日の日経新聞で朝一番に読むのは豊田泰光氏のコラム「チェンジアップ」だ。郷土出身のスポーツ評論家・二宮清純氏には12年前に出版した「最強のプロ野球論」(講談社現代新書)に続き、今月出版したばかりの「天才たちのプロ野球」で感心させられた。上記の番組で佐藤コーチのことが取り上げられると知って、さっそく録画したのは、「天才たちの・・」で、今年テキサス・レンジャーに入ったダルビッシュ有に続き、楽天・田中将大投手もコーチし、初回の失点グセをストップさせたのが佐藤コーチだと紹介されていたからだ。もちろん、「最強の・・」では、我が高校の後輩で元中日の野口茂樹投手と松井秀喜選手との攻防が紹介されており、何度も繰り返し読んだ。野口の四死球が多いのは、「野口は逃げているのではなく、それくらい、彼のスライダーはストライクゾーンからボールゾーン、つまり、ぎりぎりのコースにくるということですよ・・」と松井選手は語っている。

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◆さて、大型連休前に、相変わらず欧州から様々な悪材料が世界中に発信され、世界の各種マーケットはおおわらわ。ギリシャに始まった欧州財政問題第2幕は、スペイン、オランダ、イタリアで燻り続いている。景気への懸念も強まる。今週の日米金融政策決定会合で緩和政策の発表があれば、欧州財政危機は終り、ドル、ユーロは上昇、円は下落し、株価は再浮上するのか?「利益確定売りはすべし、いざとなれば、損切りも」の姿勢で臨むべきでではないか。●サイゼリヤ(7581)をこの厳しい状況からウォッチングを開始する。知友アナリストは、まだまだチャートの形はダメで、依然厳しく見える業績だ。が、既設調整で回復を実感。中長期スタンスで「買い」に転換とリポートで紹介した。●先に帰したメッセージ(2400)も高値圏だが、ここでの動きに注目したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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