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2013/09/02

◆9月初めの東京市場で日経平均は前週末比184円高の1万3572円と急反発スタートした。前週末、30日の欧米株は反落した。市場心理を冷やしてきた米軍のシリア空爆問題で、オバマ大統領は限定的な武力行使にとどまるだろうとの見方や軍事介入についての判断を先送りするのではないかとの見方から、円買い圧力が後退した。東京外為市場でも円が下げ幅を拡大する展開となったことから、市場出来高は20億株台割れとエネルギー不足気味状況にあるものの、日経平均株価は引けにかけ上げ幅を拡大していった。また、懸念されていた中国経済関連では、8月製造業PMIが1年4カ月ぶり高水準となり、市場予想を上回ったことが(中国株は小動きにとどまったものの)、東京市場でも買い方を後押しした。

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◆さて、8日早朝に「2020年オリンピック」開催地が決定する予定だ。招致を目指して石原前都知事からバトンを受けた猪瀬都知事が招致運動を積極展開してきた。しかし、先に富士山が世界遺産になった時以上に、オリンピック招致が盛り上がっているようには見えない。しかし、招致決定後に、一気にオリンピックへの関心が高まっていく可能性は残っている!■当欄では、列島強靭化計画とオリンピック招致決定後の対応に関連して、ショーボンド(1414)、NIPPO(1881)、横河ブHD(5911)など道路・陸橋関連をピックアップしてきた。●NIPPOは10年11月に付けた直近安値494円で底入れ。26週移動平均線と52週線に下支えされた上昇基調を描き続けてきた。●ショーボンドは11年12月安値1600円を基点に26週線沿いの上昇基調を刻み続けており、その下には52週線がどっしりと控えている。●横河ブHDは昨年5月に安値450円を付けた後は26、52週線上の上昇基調を継続中。大成建(1801)など大手建設ともども継続して注目していきたい。

◆さて、有賀泰夫・知友アナリストによる、「株式セミナー」が前週末31日にあった。2つのテーマの内、東京オリンピック関連銘柄として、NIPPO、セントラルS(4801)などなどが紹介された。また、アベノミクス後半の銘柄としてサイバー(4751)などなどが紹介された。まだ、会員の方々の動静が不明なので、銘柄をピックアップして当欄紹介はできない。が、さっそく、この日、ピン付いたのはフォトクリエ(6075)(東証マザーズ銘柄)が大幅反発。同社は「スポーツ大会などのイベントにカメラマンを派遣して写真を撮影し、インターネットを通じて販売を行なっている」。株式の新規上場は本年7月11日でありなじみのない業態とあって、上場初値3775円に対し4260円を付けたものの、その後は出来高も急減して株価はじり貧商状。8月下旬には2039円と半値以下に沈んでしまった。その後、2000円台前半でもみ合う展開となっており、リバウンドを狙った打診買いなどが入りはじめた?朝寄り付き2235円から前日比412高の2613円引けとなった。今しばらく、その魅力を紹介できないものの、もたつきは「買い」で臨みたい。もっとも、知友アナリストは「開催地発表は日本時間で9月8日だが、投資は、開催地が東京に決定してからでも遅くないのではないか」といった。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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