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2011/03/28

◆3月第5週初め、日経平均は前週末比57円安の9478円と反落したが、TOPIXは小幅に続伸した。前週末の海外市場ではユーロが対ドルで下落するなど欧州債務懸念が続いているものの、英独株は上昇し、米国で2010年10−12月期GDP確定値が上方修正され、企業業績好調を背景にNYダウなどが3日続伸したことが東京市場を後押しした。NY原油先物は小安く、NY金先物も前日の過去最高値から反落。東京市場では、原発事故処理への懸念や計画停電に伴う企業業績悪化懸念が広がり、日経平均指数採用銘柄が軟調展開となった。しかし、震災復興関連でも土木工事関連などに続き資材関連や非原発関連株など出遅れ株物色人気が広がり、輸出関連、資源関連セクターも買われてTOPIXを押し上げた。震災後の相場反騰を牽引した海外勢は、外資系証券の朝寄り付き前成行き注文状況では差し引き1490万株の9日連続買い越しだった!出来高は、前週末比2.8億株減の28.7億万株と3日連続で減少したが、通常ペースを大きく上回って推移している。さて、あす29日からは実質月替わり、3月配当獲りの買いや期末株価を意識した買いは入らなくなる。難攻が続く福島原発処理問題と計画停電に伴う景気・企業業績への影響が懸念材料であることは変わらない。一方では、目の前の困難な状況を切り開くと思われる銘柄への物色人気は続きそうだが、物色対象はめまぐるしく変わる?引き続き出来高が高水準を保つか?海外投資家の買いが続くかどうか?がカギとなりそうだ。

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◆東電(9501)は150円ストップ安の696円で終った。1977年2月以来34年ぶり安値だ。この間、関西電(9503)は2月の戻り高値限界に近い2199円から15日に1670円まで突っ込んだが、きょうは1988円まで上げた後1948円と反落したが、東電と他電力の株価は天と地の関係。まだ、原発事故処理に明かりは見えてこない・・。そのことは、日本の危機でもある!?「買いは遅く、目先に限る」との姿勢・・。

◆当欄銘柄では、マクドナルド(2702)はこの日取引時間中に、東京電力管内の全店舗24時間営業を決めたと発表した。節電を続けるが、市場の反応は終値5円高の2002円。依然、52週線割れが続いている。●また、スクリン(7735)は前週末の倍超の出来高2157万株の昨年8月以来の大商いで続伸し、9日の昨年来高値847円に接近した。「三尊天井」となるか、900円台を目指す動きに発展するか?●メッセージ(2400)は23万円台で寄り付き、22.86万円と日足陰線。3月11日安値23.44万円との間に開く「窓」を埋め、もう一段上にいけるか、失速するか注目点を迎えた。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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