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2011/03/31

◆2010年度末の東京市場で、日経平均は前日比46円高の9755円と続伸、TOPIXも続伸した。前日同様に30日の欧米株式相場は続伸した。円が前場中は対ドルで6日続落していたうえ、対ユーロでは昨年5月以来の安値水準をつけるなど5日続落した。4月1日発表の米雇用統計では非農業部門雇用者数が19万人の増加予想となっており、輸出関連、金融、資源株などの買いが先行し、高値発進となった。その後は、対ドルで円高に転じたことを受け下げに転じる場面があったものの、期末意識の買いなどで切り返す展開となった。■日経平均は09年度末比12.0%安で終り、TOPIXも11.2%安とともに2ケタマイナスで終った。ただ、日経平均は3月15日に一時8227円まで下げており、その後の11営業日で1500円以上を取り戻して何とか格好をつけて期末を終えたといえよう。ちなみに、3月14日〜18日の3市場1・2部合計外国人買い越し額は9552億株で史上第2位だった!ただ、前週は21週連続買い越しとなったものの355億円の買い越しに急減した・・。

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◆欧米市場では景気拡大への楽観論が渦となって舞っている。欧州ではインフレ抑制に向け4月に利上げする計画。米国では昨年11月の追加金融緩和に対し、その規模を縮小しようとしる流れが出ている。が、一方では、「雇用統計がどうであれ、住宅統計が良くないので4月下旬のFOMCでも緩和の継続は必要」との指摘もあり、FOMCでの結果が、市場の方向付けをするとの見方がある。ただ、米国市場では、「いいとこ取り」をする流れとなっており、上値を試す動きが続くとみられる。■一方、震災前と後では風景がすっかり変わってしまったデフレの国日本では、これまでのように、欧米株が高いから買うといった態度をとり続けることが出来なくなりそうだ。昨年11月までの日本株がそうであったように・・。福島原発処理への懸念が取り去られる日が見えないうえ、「計画停電」という名の「無計画停電」により需給調節を行っている(31日付けの日経新聞朝刊「大機小機」)と記されていたが、無計画な計画停電が企業活動・市民生活の足かせとなり、デフレはさらに深刻化する見通しみある!関東大震災後に、大胆な東京復興計画が相次ぎ浮上したが、東日本大震災後の復興計画は今じっくりプランニングされているところ?引き続き、相場が二番底を打ち終わるまでは、打診買いレベルでとどめたい。

◆ハーモニック(6324)は3月9日付け当欄に紹介したものの、震災で8日高値63.8万円(分割落ち分修正では2126円)から15日には44.65万円(同1488円)まで暴落。それでも28日には63.7万円(同2123円)まで切り返し、29日に株式分割(1株を300株に分割)落ち。きょうは2143円までがあったが、分割落ち修正で過去最高値となる08年2月高値2333円更新が期待される。精密減速機は国内産業用ロボット市場の拡大が続いているうえ、中国など新興国が賃金上昇を背景に工場の自動化を進めていることが収益を後押しする。今11年3月期営業利益は過去最高更新見通しにあり、来期も続伸見通しだ。●なお、2位株主は当欄注目のナブテスコ(6268)で、同社もきょう権利落ち換算では上場来高値を更新した!●なお、「焼肉きんぐ」の物語コーポ(3097)は不人気だが、知友食品アナリスト紹介の銘柄で注目を開始する。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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