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2006/08/23

◆ジャスダック平均が10連騰した。年末から年始をはさみ、ライブドア社への東京地検による捜査が入った1月16日高値まで18連騰して以来の10日続伸だ。新興市場で時価総額トップの楽天(4755)も変らずを挟み4日ぶりに反発した。ジャスダック平均への指数寄与度から注目すべき銘柄であり、本欄15日号には、「今日の最大ポイントは、新興市場で時価総額トップの楽天がストップ高してなおストップ高カイ気配で買い物を残したことだ。楽天は4月3日以降、下げ足を加速させ新興市場の失速を象徴してきたが、この日ストップ高に買われたことは、1月16日以降調整を続けてきた新興3市場が、物色人気を回復してきたことの象徴と捉えてよい。東証マザーズ市場の売買代金はきょう951億円に回復してきた」と記した。ただ、ジャスダック市場の体温計銘柄とはなりにくい。18日に発表した06年12月期第2四半期(4〜6月)は前年同期比では大幅増収営業大幅増益だった。しかし、第1四半期比では小幅増収、営業大幅減益となった。証券の業績不振が収益を大きく引き下げたほか、楽天市場でのEC事業やトラベル、クレジット事業の利益は低下した。財務を硬直化させているTBS株の保有もTBSとの交渉が暗礁に乗ったまま。先の展開が読みにくくなっている。来07年9月期の業績の伸びは一段と低下する見込みだ。1月高値から7月安値まで大幅に下げた反動もあり、移動平均線などから8万円台央が、一目均衡表では週足ペースで「雲」と呼ばれる抵抗帯の下限9万3850円が戻りのめどになり、新たな買い手がかりが浮上しない限りジャスダック平均とは異にしたチャートを描く可能性が強い。

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◆新日鉄(5401)が連日で91年4月以来の高値水準を切り上げている。●そして、東京鐵鋼(5445)は戻り高値圏で上値をうかがう格好となっている。●ならば、新日鉄系で特殊鋼メーカーの山陽特鋼(5481)が注目される。続伸し、きのうきょうと日足一目均衡表で「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を上抜いてきた。4月初めにかけ5日間「雲」を上回って以来のことだ。7月24日の年初来安値721円から303円上げたが、押し目はすかさず拾いたい。

◆消費者金融2位のアコム(8572)が240円安した。一時380円安まで売られた。今朝金融庁が立ち入り検査にはいったからだ。朝日新聞朝刊では、業務停止命令が出る可能性があると報じている。同社は1〜5月にかけて金融庁の検査を受けたが、短期間で2度目の検査入りは異例。業務停止となると業界トップのアイフル(8515)に続きNO2もということになり、消費者金融など貸金業は上限金利問題だけでなく一段と厳しい事業環境を迎えることになる。●そんななか、本欄注目のジャックス(8584)は7円高の1242円と続伸。上値ネックラインを突破した。5月18日の年初来安値942円を一番底、7月27日安値998円を二番底とした中勢上昇第3波に突入する可能性が高まってきた。「強気」を継続する。

◆10万円高の274万円と投資金額の高さが難点なのは、ドリコム(3793・マザ)。「SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)」(日経20日朝刊1面)は今後、日経新聞が騒ぎ続ける「テーマ」となろう。その関連銘柄として注目しているのだが・・。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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