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2009/08/18

◆日経平均は16円高の1万284円と反発、売り先行で始まり、午後に中国株が上昇に転じた後、内需株を中心に上げに転じた。17日の欧州・米国株安は、東京市場が前日大きく下げていたこともあり、18日の中国株が午後に上げに転じると、13時台の安値1万181円から大引け寸前には1万293円まで戻した。■17日の米国市場では、日本の実質GDP成長率が予想を下回り、中国への直接投資が減少したこと、そして、アジア、欧州株安、ドル・円が対ユーロで堅調だったことなどから、株式や原油・金先物など商品市況も下げ、NYダウは186ドル、2.0%の大幅下落となった。ダウ指数採用30銘柄中で値上りはコカコーラ、ファイザーの内需2銘柄だけだった。

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◆3月安値から始まった上昇相場は、面白いように上がった。が、ここからは、上昇トレンド復帰は後ズレ、よくて、高値保ち合いか。景気・企業業績の底入れ・回復期待を買う相場はいったん終了。次は、景気が持続的な回復軌道にはいるまで、調整が不可欠と見るべきであろう。足元は、もう一度17日のような下げとなれば、急落も予想される。米国株の結果を見、中国株の動きを横目でにらみ、東京市場に挑む日々が続く。昨年10月安値から1年目は近く、3月安値からでも来月には半年を迎える。その間、主要国株価の上昇率は大きかった。各国とも景気の再度の失速リスクが残っている。株価と同様に、景気も二番底を模索する動きまで想定する必要もあろう。3月から7月初めにかけての相場を再びと夢を見るのは当分お預けになろう。

◆カネカ(4118)は欧州で太陽電池を生産、15年メドに内外で年産能力を100万キロワットに拡大する計画がある。株価は、3月の409円を昨年10月安値334円に対する二番底とした上昇基調にある。晩夏の嵐のなかも、700円台前半の年初来高値圏で踏みとどまるならば、昨年5月高値820円台にトライする場面が想定できそうだ。●既紹介の朝日インテック(7747)は13日にかけ連騰し1388円の年初来高値を付けた。2日間調整したが、きょう切り返し13日高値に急接近した。昨年10月の上場来安値174円からじわじわと上昇基調を刻んだ後、前週発表の今10年6月期業績変化率の大きさをみて、ストップ高急騰を見たが、まだまだ動意は収まっていないとみてよい。ロスカット価格を設定し、打診買いからスタートも可。既に買った方は持続し、様子をみて欲しい。

◆ウェザニューズ(4825)が101円高の1798円高値引けで年初来高値を更新。昨年7月に付けた上場来高値に後1円と迫った。18日のテレビ東京系番組「ガイアの夜明け」で紹介される予定というから、面白くない。番組はみるが、相場としては今日もそうだが、いったん、イレギュラーな動きにあおられそうで、注意したい。●前日248円の年初来高値を付けたトピー工(7231)が15円安の229円と急落。この日13時半に、09年4−9月期連結最終赤字が従来予想比19億円増の29億円になると発表したことが嫌気された。生産拠点集約に伴う特別損失を計上するためだ。2月の年初来安値126円から倍化弱となったのだから、調整は長引く可能性はあるが、引き続き、ウォッチングは続けていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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