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2014/08/13

◆日経平均株価は52円32銭高の1万5213円63銭と3日続伸し、前週末までの続落基調から反発してきた。12日の欧米市場は8月ドイツ景況感指数がウクライナなど地政学的なリスク要因に大幅に低下、独DAX指数が反落し、米国株は、ロシアが人道支援の名目でウクライナ東部に食料・医薬品などの提供を開始するとも伝わり3日ぶり小反落。東京市場は円がもみ合うなか、内閣府発表の4-6月期GDPは前期比6.8%減となったが消費増税前の駆け込み需要の反動だが、その影響は市場予想の範囲内とされ、朝方の売り一巡後は、好決算発表銘柄を中心に買いが広がった。それでも、NYダウが過去最高値圏から5%未満の下値水準で推移しており調整らしい調整を踏まないまま上値を伺う格好となっていることからみれば、東京市場のもたつきぶりはいかにもじれったい!■この日、業種別値上がり率トップとなったのは海運。1.77%高と3連騰。バルチック海運指数は、ウクライナ、イラクでの紛争などもあって7月22日には12日続落となり2013年12月7日以来の安値水準となった。しかし、その後上げに転じ、ウクライナの懸念がやや後退した12日にかけ7連騰で一気に836と7月10日以来の水準に回復してきたことから買い戻しや見直し買いを誘ったもの。そして、金融・不動産関連、鉄鋼、非鉄金属、卸売が続いた。

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◆まず、前号でも記した当欄主戦銘柄プリマ(2281)は連日で年初来高値を更新し、昨年5月に付けた294円をクリア。1997年1月以来の300円台回復にあと1円と迫った。2001年には経常赤字転落必至とあって28円の過去安値に沈んだ。その同社がハム・ソーセージ事業を稼げる事業に転換しコンビニ向けも好進。前期は過去最高の経常利益となり、今期の増額修正期待も背景に、300円台相場入りを狙う格好は変わらない。また、●ヤオコー(8279)も7日に付けた上場来高値を更新した。全般相場が大きく変容するまでは現在の強気姿勢で臨んでいこう。●続落基調4週目で52週線割れと微妙な場面になってきたアリアケ (2815)は思案どころだが、3月安値2304円割れとなれば「処分と売り」したい。

◆暑さが和らぎ始める頃から、しばらくしていなかった街歩きを再開することにした。まずは、2020東京オリンピック・パラリンピック大会にむけた東京未来地図を片手に、最も変貌していくであろう晴海・豊洲・有明など「湾岸部」から観察を始めよう・・。「44万平方メートルの巨大な選手村から半径8キロメートルに五輪施設の85%を集中する」と「招致委員会の立候補ファイルで強調」(日経電子版)、競技会場37施設中湾岸部だけで21施設が集まる」(同)という。1980年バブル時代直前、如何にものんびりと時間が流れ、施設らしい施設はなく、高層ビル群がすこしづつ立ち上がっていく対岸の景色を見ながらお台場を散策した記憶がある。一部は写真となりアルバム帳の中に残っている。この日、筆者チェックの建設セクターでは大林組(1802)が5日に07年5月以来の高値を付け、清水建(1803)は06年4月以来の、大成建(1801)、西松建(1820)はそろって06年2月以来の高値を付けてきた。引き続き、押し目、押し目を拾っていきたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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