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2011/06/03

◆6月第1週末、日経平均は前日比62円安の9492円続落し、TOPIXは続急落した。米国で発表の前週新規失業保険申請件数が引き続き景気回復力の弱さを示唆し、3日に発表される5月雇用統計は想定より悪化するとの観測があった。加えて、米格付け会社ムーディーズが米国債格付を引き下げ方向で見直す可能性があると警告を発したことからドルは対ユーロ、円で下げ、米国株、欧州株とも続落した。日本とはいえ、前日に茶番劇で首相の座を守った菅直人首相には市場は無関心を装おうものの、沈没船に乗りあわせてしまった諦め感は隠せない。この日の出来高は前日比4.4億株減の16.6億株と大幅に減少、売買代金も1兆110億円弱にとどまるなど、相場を守るのにやっとといったレベルから脱し得ない。3月15日の暴落から戻しはしたが、日経平均はここ2カ月半9500円を挟んだもみ合いに終始している・・。いずれにしても、海外要因が相場を動かす現在では、上昇トレンド銘柄でも、上値を追っていける時間はそれほど長くはない。引き続きまず、打診買いをし、押し目押し目を拾っていくことを基本としたい。もっとも、当欄では、追撃買いといった格好で記していくことが多く、強気で紹介した銘柄でも買いは、一息ついた後がいい?

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◆当欄では消費・飲食関連銘柄を紹介することが多くなった。月次データが拾え、目で見て、口で味わえることができる・・などが背景にある。また、知友の知恵に支えられることも多い。マクドナルド(2702)の場合は、08年12月相場から紹介、ウォッチングを続けている。あの急騰劇の高値2170円を超えてよい経営戦略転換は着実に進んでいる。直営店をフランチャイズ化している途中であり、見掛けの売上高は減少しているが、依然、店舗売上高ではゼンショー(7550)を大幅に上回り外食最大手を走っている。そして、経営指標は大幅に改善している。09年12月期売上高営業利益率6.68%に対し、今11年12月期予想営業利益率は9.59%まで上昇する。節電が求められる夏場の売上動向が注目される。なによりも2歩前進1.5歩後退といった感じで鬼門の2100円台へと到達してきた。

◆ウェザーニューズ(4825)が1989円を付けた。大証ヘラクレス時代の高値は2600円だが、東証時代に入った03年以降の最高値である。2月の年初来高値1929円を更新し5カ月ぶりに1900円台前半にあった上値ネックライン突破に成功したのだ。同社は民間の気象サービス会社で世界最大手だ。原油高を受け、海運会社が気象情報を得て最適航路を選択するニーズが高まっており、業績押し上げが期待される。そして、東電の福島第1原発事故処理の苦戦が続くなか、夏場の電力不足で企業の生産活動に重大な影響が予想され、家庭でも夏の猛暑のなか節電対策に苦慮しそうとあって、同社が提供する天気情報へのニーズが高まりそうだ。     

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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