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2011/09/13

◆10月に結婚式を挙げる妻の姪がウェディングドレス姿などの写真を送信してきた。5歳くらいの時、「こんなブスでどうしよう」と妻と話していた子がモルフォ蝶になった感じだ(もちろん、親馬鹿同様のひいき目だが)。まだ、学生だが、果たして、小学時代からなりたかった職業を目指して、卒業にこぎつけることできるかどうか怪しくなってきた。子供のいない我々夫婦には妻の次兄の遺児の甥と姪、そして、我々が結婚した年に生まれた長兄の姪の3人を小さい時から子供代わりに可愛いがってきた。今や、3人とも結婚適齢期。既に、ソウル行きのチケットは購入し、その時を楽しみに待っているところだ。姪とバージンロードを歩く役は残念ながら妻の長兄に譲り、写真撮りに精出すことに・・。

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◆さて、13日の東京株式市場では、日経平均株価が前日比80円高の8615円と3日ぶりに反発した。12日の欧州株式相場は続急落したが、米株が3日ぶりに反発し、円が対ドル、対ユーロで下げたことから、金融関連や素材・資源関連、輸出関連株を中心に切り返した。TOPIX業種別株価指数は全33業種中30業種が上昇した。といっても、出来高は16億株、売買代金は1兆円を若干上回った低水準に変わりはなく、買い戻しなどが中心の構図といえる。欧州では、ギリシャ破綻懸念がなお強く予断は許されない状況が続く。ユーロの軟調シーンが続いていることは、イタリア、スペインへの波及懸念があるからであり、欧州債券市場、株式市場で嵐はなお吹き荒れている。そして、投資家の不安感を払拭する日がいつかはまだ見えてこない。12日の米国市場では、後半に「イタリアが中国政府系ファンドとイタリア国債などの資産購入で協議」との英経済紙報道をきっかけに、金融セクターを中心に買戻しが広がり、引けにかけて上昇に転じた。が、保証期間はその日限りの日々が続く。

◆この日、ソニー(6758)、パナソニック(6752)、シャープ(6753)の主力電気株が年初来安値を更新した。前の2社株はリーマン・ショック時安値更新が続き、シャープはあと14円下げればリーマン後安値を更新・・。また、トヨタ(7203)もリーマン後安値にあと20円足らずに接近・・などと日本を代表する銘柄群に厳しい状況が続いている。●また、当欄注目のサイバー(4751)は7月高値から8月安値にかけての急落が、急峻な壁となって立ちふさがった格好であり、52週線を割り込んだここで踏みとどまることができるかの最後の戦いの最中だ。●メッセージ(2400)も9日に28万円台を回復も、きょうは27万100円。リーマン・ショック後安値から26週線、52週線沿いの上昇基調が続いてきたが、23万円台後半にある52週線割れとなれば処分売りと覚悟する。●そんななか、交換レンズ専業のタムロン(7740)はデジタルカメラ市場で高人気となっているミラーレス一眼レフ向けの交換レンズ市場の拡大に期待した買いが流入しており、リーマン・ショック後高値を更新した。09年11月に付けた800円のリーマン・ショック後二番底を基点とした26週線沿いの上昇基調を継続中であり、きょうも、利益確定売りをこなし、一段高を目指す格好となった・・。といっても、今は、ウォッチングにとどめておくべきか。●52週線沿いの上昇基調にある注目株・栄研化(4549)になお期待しつつ注目し続ける。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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