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2005/11/22

◆原油先物価格が下がり、金先物価格が18年ぶり高値を上昇している。以前、本欄で紹介した流れになってきた。原油価格はあの「カトリーナ」がジャズの街を襲った時の熱狂相場で買いエネルギーを使いきり、その後失速した。WTI先物価格は8月30日高値70.85ドルから11月18日には55ドル台まで下げた。投資資金は銅をはじめとした非鉄金属市場に流入しロンドンLMEで高値更新が続いている。そして、NY金へも本格的に投資資金が流入し始めたのだ。ドル高にもかかわらず、金は500ドル乗せに迫っている。ここで、留意して欲しいのは、原油価格がこのまま低位安定に向かうのか、50ドル台で調整を終えた後、何かの外的要因が生じ上値を追う展開に戻っていくのかということ。実は昨年、10月27日に付けた高値55.65ドルから12月10日の40.25ドルまで下げて一息ついた後、反転した経緯がある。時間的には今回のほうが長く、比較にはやや疑問が残るが、現在の価格は昨年10月の高値を意識するチャート水準まで下げており、ここから下は限定的となる可能性が高い。わが知友は<来年の相場>を語る時、(1)オイルマネーなど世界の余剰マネーの行方、(2)ブラジル・ロシア・インド・中国のBRICsの需要動向、(3)国内では、小泉構造改革の進展(知友は「官から民へのカネの流れの変化」と指摘)、(4)国内景気・企業業績が緩やかながら息の長い回復が続くか・・が基本ポイント。一方、リスクは、(1)インフレ進行に伴う米国金利の急上昇(住宅バブルの崩壊)、(2)世界的リセッション懸念の浮上(原油価格の急落)、(3)日銀の早すぎる政策転換(ゼロ金利解除)、(4)外国人の日本株売り転換(構造改革の失敗)・・をあげている。本欄18日付けの「小泉構造改革」の動向が株式市場の鍵とのみかたと重なるところもある。そして、引き続き原油価格動向に注目と知友は言う。■金価格は上値を試す動きが当分続きそうだ。住友鉱(5713)の上放れを追撃買い!◎貴金属リサイクルを手掛ける松田産業(7456)は連続2ケタ経常増益で1株利益116.5円、2001年6月以来の1600円台乗せ後高値圏でもみあっているが、金市況高を追い風に中期買いで臨みたい。

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◆マザーズ市場は出来高、売買代金とも増加してきた。マザーズ指数はきょう2月2日以来の2000ポイント回復となった。◎決算発表後こけたJストリーム(4308・マザ)が26週線に支えられ下げ止まり再度上値に挑戦する構え。◎バイオ関連ではそーせい(4565・マザ)が底値圏入りし、◎アンジェス(4563・マザ)が調整完了型チャートとなってきた。◎長期銘柄にはDDS技術利用の医薬品開発を手掛けるLTTバイオ(4566・マザ)を準備中。■あと、きのう紹介の新興プラン(6379・2部)が高値顔合わせ。休み明け以降の急騰に期待。◎きょう分割落ち後高値更新のプラネックス(6784・ジャス)は強気で攻めたい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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