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2009/05/29

◆日経平均は前日比71円高の9522円50銭と3日続伸。5月に入り何度か挑戦しかけては未遂に終った昨年11月5日の戻り高値9521円24銭をわずか1円ではあるが上抜いた。28日の米国株は金利一服感や商品市況高を背景に急伸した。しかし、指標はマチマチで、日経平均は9400円台で小幅もみ合いが続いた。が、大引け直前に指数先物から急伸した!これで、昨年10月28日安値6994円を大底とし、今年3月10日に付けた7021円28銭を二番底とした中勢上昇基調をようやく確認。投資パターンは、「戻り売り」から「押し目は買い」に変わった。

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◆週明けのタイムテーブルで注目は、国内が6月1日(月)、5月自動車販売台数、改正薬事法施行。2日(火)、横浜開港150年。3日(水)、プリント基板見本市「JPCAショー2009」(東京ビックサイト〜5日)、通常国会会期末(会期延長へ)。4日(木)、1−3月法人企業統計。7日(日)、日中ハイレベル経済対話。■海外では、1日、米5月ISM製造業景気指数、米GM再建計画提出期限(政府は法的整理活用での短期再建想定なども)、中国5月製造業PMI、米4月個人所得及び個人支出、国連気候変動枠組条約作業部会(ドイツ・〜12日)。2日、米5月自動車販売台数、米中古住宅販売保留、ゲーム業界見本市「E3」(米ロスアンゼルス〜4日)。3日、米5月ADP雇用統計、米5月ISM非製造業景気指数、英中銀金融政策決定会合。4日、ECB理事会、米5月チェーンストア売上高、中国・天安門事件20年。5日、米5月雇用統計、米4月消費者信用残高。

◆農業関連株では、クボタ(6324)、井関(6310)、の騰勢は一服した。が、クミアイ化(4996)、イハラケミ(4989)、日農薬(4997)の農薬各社株が元気だった。大株主で厳しい業績が続く農林中金にはいい風が吹いてきた!?■クミアイ化は買い気配からいきなりのストップ高で寄り付き、結局、80円高の442円ストップ高で終り、なお、ストップ高気配で185万株弱の買い注文を残した。野村証券が投資判断を「2」(中立)から「1」(強気)に、目標株価を350円から600円にそれぞれ引き上げたことが買い手掛かりだった。ここまで、当欄は何度か、「動きの鈍さにジリジリしている」などと記したように、チャートの良さに株価のスピードが付いてこなかったことでため息をついたこともあったが、その分、この日の上げは強烈だった。ただし、「天井3日、底100日ともいう」、槍ヶ岳の頂上には何百人も同時に立つことはできない。利益確定売りはお忘れなく。

◆1000円台央の昨年5月以来の上値関門突破に挑んでいるのは東芝プラント(1983)。昨年5月高値突破に向け、今週をいい形の陽線で終えた。原発関連株の本命・日製鋼(5631)は12日戻り高値1247円を抜いた。東芝プは1月の年初来高値1376円抜けからもう一段上へのスキップアップが期待できるチャートとみる。●漢方最大手のツムラ(4540)が調整完了から、ジワリ発進の構え。3000円割れは拾っていくべきであろう。●日電産(6594)は52週線を上抜き、週明け相場に入る。まずは、6000円台後半の昨秋急落直前の水準を想定して、強気を継続したい。

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魁−SAKIGAKE−
株式市場の第一線で活躍するベテランアナリストの鋭い視点で、ひとつ先の相場を読む、プロフェッショナルレポートです。

筆者プロフィール
熱田和雄
1946年1月生まれ。

同年生まれの吉田拓郎ファンであり、写真家アラーキー(荒木経惟)大好き人間。1960年代後半の闘争の時代に明冶大学退学。証券会社に入社。市場部での場立を経て調査情報部で23年間あちらこちら走りまわり、各種証券関連リポートを書き続ける。自社リポートのほか新聞・雑誌記事を執筆。90年代後半の金融危機時に、28年半勤めた証券を退社。2000年代も、記事を書き続けている。

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